フタル酸ジエチル

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フタル酸ジエチル
Diethyl phthalate[1][2]
識別情報
CAS登録番号 84-66-2 チェック
PubChem 6781
ChemSpider 13837303 チェック
UNII UF064M00AF チェック
特性
化学式 C12H14O4
モル質量 222.24 g/mol
外観 無色の油状液体
匂い ほぼ無臭
密度 1.12 g/cm3 (20°C)
沸点

295 °C, 568 K, 563 °F

への溶解度 1,080 mg/l (25°C)
溶解度 アルコール、油類に可溶
屈折率 (nD) 1.501-1.503
危険性
主な危険性 毒性
引火点 166℃
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

フタル酸ジエチル(フタルさんジエチル、: Diethyl phthalate、略称DEP)は、化学式C12H14O4で表されるフタル酸エステルの一種。

用途[編集]

主な用途は合成樹脂可塑剤で、溶剤や香料の保留剤としても使用される。1996年から2001年にかけての日本での年間生産量は約700トンで推移している[3]

安全性[編集]

毒性はエチレングリコールと同程度で、フタル酸ジメチルよりは小さい。動物実験での半数致死量(LD50)は、いずれも経口投与の場合、ラット・モルモットで8,600mg/kg、マウスで6,172mg/kg、ウサギでは1,000mg/kgであった[3]。ヒトに対しては皮膚炎や精子の運動阻害などが見られるが、発癌性は確認されていない[3]。燃焼により有毒ガスを生じる。[4]

脚注[編集]

  1. ^ Chemical Information Profile for Diethyl Phthalate”. Integrated Laboratory Systems, Inc.. 2009年3月3日閲覧。
  2. ^ 『合成香料 化学と商品知識』印藤元一著 2005年増補改訂 化学工業日報社 ISBN 4-87326-460-x
  3. ^ a b c フタル酸ジエチル (PDF)環境省環境保健部)
  4. ^ ICSC:NENG0258 (International Chemical Safety Card for 1,2-Benzenedicarboxylic acid diethyl ester)