ビル・ローレンス

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ビル・ローレンス: Bill Lawrence1931年3月24日 - 2013年11月2日)は、エレクトリック・ギターピックアップの製作者である。ドイツケルン近郊出身。

概要[編集]

初期のリプレイスメント用ピックアップの開発で知られている。

ビル・ローレンスはエレクトリックギター初期からピックアップ作り、ギターに携わり、ジミヘンのストラトの改造、セットアップもビルである。ディマジオ社のラリー・ディマジオバルトリーニ社のビル・バルトリーニにピックアップ作りを一から鍛え上げた。

代表的なピックアップにL-250、L-500があり、外見上の特徴としてポールピースがブレード状にデザインされている。これはチョーキング時の音切れを考慮したものだとされている。

おそらく最初にビル・ローレンスのピックアップを使い始めたのはジョー・ペリーだろう。一時期は停滞していたが、ダイムバッグ・ダレルヌーノ・ベッテンコートの使用で音質やデザインの確かさが再認識された。ちなみにセイモア・ダンカンがダレルの為に開発した「ダイムバッカー」はビル・ローレンスのピックアップ・デザインの特徴を模倣し、踏襲した概観と構造を備えている。

また、一時期、彼のブランデイングでモリダイラ楽器がギターを製造していた。代表的なモデルは森高千里モデル、シャケモデル、五十嵐美貴SHOW-YA)、伊藤浩樹モデル(ECHOES)などで、ベテランやプロミュージシャンが使用する事があまりなく、安価なイメージが先行し、商業的にはあまり成功はしなかった(廉価版ブランドとして「Bill's Brothers」というブランドも存在したが、それにはBill Laurenceのピックアップは採用されていない)。また一時、プリンスが使用した事で知られるホーナー社製のテレキャスタータイプのギター「マッドキャット」のOEM生産を行っていたこともある。これにはBill LaurenceブランドとH.S.Andersonブランドの二種類があり、近年[いつ?]H.S.Andersonブランドの復刻版ギターが極少数生産、販売されている。

2013年11月2日に死去した[1]

出典[編集]

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  1. ^ Guitar And Pickup Designer Bill Lawrence Passes Away” (英語). ギブソン (2013年11月4日). 2014年2月10日閲覧。

外部リンク[編集]