ビウレット反応

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ビウレット反応の説明によく使われる、誤った図。
トリペプチドは銅(II)イオンに対し、平面の錯イオンを作るように配位する。

ビウレット反応(Biuret test)は、タンパク質や、ポリペプチドを検出する方法の1つ。アミノ酸が3つ以上つながった(トリペプチド以上の)ペプチドは、ビウレットに似た構造を持ち、アルカリ性溶液中で銅(II)イオンに配位し、赤紫色から青紫色に呈色する。タンパク質がペプチド結合を多く含むほど強く呈色し、さらに、タンパク質のグラムあたりに現れるペプチド結合の数はほぼ同じであるため、タンパク質のおおよその濃度を測定するのにもビウレット反応は有効である[1]。この反応で使う液体をビウレット溶液(Biuret solution)という。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 厚生労働省 (2006), 参考情報 15. たん白質定量法 方法5(Biuret法), “第15改正日本薬局方”, 厚生労働省告示 平成18年 (第285号): 1619, http://jpdb.nihs.go.jp/jp15/ 2009年7月4日閲覧。 

参考文献[編集]