パリミュチュエル方式

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パリミュチュエル方式(パリミュチュエルほうしき、Parimutuel betting)とは公営競技における投票券ロトなどの配当を決定する一つの方法である。

目次

概要 [編集]

パリミュチュエル方式では、まず販売所において自分の予想となる券を購入。この時点において配当は不明である。そして購入額を全てプールする。その後、レースや抽選を行い当選の番号と当選者が確定する。この時点でプールした金額から、運営費などの経費を引いた差額(差引き金額は控除率による)を当選者で分配する。

この方式の場合、販売主は必ず儲かる仕組みとなっている(プールした金額、つまり売上が多い程、販売主がより潤う仕組みである)。

この方式を作り出したのはフランスジョセフ・オレール1867年に考案され、1891年にはフランスで公式に法制化された。のちに投票や集計が機械化されたことによりトータリゼータシステムへと発展していく。

代表的なパリミュチュエル方式のギャンブル [編集]

サッカーや競馬はブックメーカー方式のものもあり、主催者側の売上げを食っている場合もある。

特別払戻金 [編集]

日本の公営競技では投票券を発売したレースの賭式において的中該当者がいない場合に限り、その賭式で投票券を購入した者全てに特別払戻金として1口(100円)につき70円の払戻し(通称・特払い)が行われる。なお70円という金額は1口(100円)に対する控除(25%程度)を行い、そこから10円未満の端数を切り捨てるため。

発生の頻度は高くないものの、組み合わせが多い競馬での三連勝式馬券や売り上げの少ない競艇・オートレースの単勝式・複勝式舟券(車券)などで見られる(競輪は現在単勝式・複勝式を発売していない)。中央競馬は売り上げ規模が大きい事もあって、1971年福島競馬場で単勝式馬券の的中者がなく発生したものが最後の記録となっている。

なお、レースが不成立となった場合(競艇で5艇以上がフライングしたり、全艇が転覆した場合など)や完走が少なく的中となる組み合わせが存在しなくなった賭け式の投票券は券面金額を全額返還する。

繰越制度 [編集]

ロト6、ロト7、スポーツ振興くじ、競輪の車券及び競馬の馬券の一部では的中該当者がいない場合と獲得賞金の上限を超える賞金が出た場合には当該回の賞金を次回に繰り越すシステム(キャリーオーバー)がある。

なお獲得賞金の上限は下記の通り。

  • スポーツ振興くじ[1]
    • BIG - 6億円(繰越無しの場合は3億円)
    • BIG1000・miniBIG - 4億円(繰越無しの場合は2億円)
    • toto・mini toto・toto GOAL3・toto GOAL2 - 2億円(繰越無しの場合は1億円)
  • 宝くじ
    • ミニロト - 4000万円
    • ロト6 - 4億円(繰越無しの場合は2億円)
    • ロト7 - 8億円(繰越無しの場合は4億円)
  • 競輪(Dokanto!
    • チャリロト - 12億円
    • チャリロト・セレクト - 6億円
    • Kドリームス(BIG DREAM)- 12億円
    • Kドリームス(K-3&K-5)- 6億円
  • 競馬(重勝式馬券の一部)[2] - 2億円[3]

脚注 [編集]

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  1. ^ スポーツ振興投票の実施等に関する法律第13条、スポーツ振興投票の実施等に関する法律施行令第2条1項
  2. ^ 競馬法第9条及び第22条、競馬法施行規則第10条及び第11条
  3. ^ 競馬法施行規則第11条の条文上は「2千万円」だがこれは競馬法第5条の「券面金額は10円」という規定に対するものであり、実際の発売単位である100円に換算すると2億円の計算になる。

関連項目 [編集]