ノート:ほうじ茶

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「玉露や煎茶は番茶よりも生産高が少なく、栽培と収穫に経費が掛かるため、高額で取り引きされる。」という解説であれば異論ありませんが、単に「ランクは玉露や煎茶より下位、番茶や玄米茶などと同位に位置づけられ、日本茶として高級な部類のものではない。」という表現には疑問を持ちます。

そもそも、「高級」という概念についての内容が不明です。高級という意味があらゆる角度から優れたものであることを指すのなら、この場合には全く当てはまりません。昨今の健康食ブームとあいまって、焙じ茶は庶民の常飲茶として見直されています。番茶の項目で触れられているとおり、「江戸時代の中期までは一般に出回る茶のほとんどは現在の基準で考えると番茶であったといわれている。製法や品質に対する工夫が施されて煎茶が出回るようになったのはそれ以降の時代になる。」とされていることを良く考慮すべきです。

上記は「高級」というのは、単に価格が「高価」という意味なのではないか?というご意見ですよね。ご指摘の箇所(「高級な部類」)の執筆者もおそらくその意味で書かれたのではないかと私はおもいます。
ところで、あらゆる角度から優れたものがどちらなのか、ということを決めるのはとても難しいだろうとおもいますが、歴史的にどちらが珍重されていたのか、ということは、文献から明らかにすることはできそうです。もしかしたら、高級な部類の物でもない云々は、そのへんのことを仰りたかったのかもしれませんね。
なお、番茶とほうじ茶はそれぞれ言葉の意味が多少異なっています。この点にも注意が必要かと。
なにぶん、お茶に関する論文などが手元にありませんので、詳しい方のご意見を聞いてみたいと思います。--Macotokoh 2010年2月23日 (火) 06:31 (UTC)[返信]

煎茶とカフェイン含有量に、本当に差は無いのか?[編集]

カフェインが少なく、胃への負担もあまりないことから、子供からお年寄り、病人まで、安心して飲用できるお茶である[1]。医者によっては、乳幼児の水分補給に勧めることもある。そういったことから、医療施設や介護施設ではほうじ茶が飲用されていることが多い。」という記事が、煎茶とカフェイン含有量に差はないとして一方的に削除されました。

多分に読者の誤解を生じる危険性があります。日常では、実際には少量の茶葉を大きなヤカンで浸出させる場合が多く、そういう条件の元では、カフェイン含有量が極端に少なくなり得ます。さらには、カフェイン含有量の検出法に大きく左右され、日常と乖離しています。公的な資料である五訂日本食品標準成分表に拠れば、煎茶の浸出法は 茶10g/90°C430ml、1分であり、ほうじ茶の浸出法は 茶15g/90°C650ml、0.5分 となっています。

逆に、ほうじ茶の感覚で煎茶を常飲することは健康に影響を与える可能性が高まります。カフェイン含有量の掲載には注意が必要と言えます。--211.134.5.221 2016年8月26日 (金) 01:08 (UTC)[返信]

の成分と効能に以下の記述があります。カフェインの観点から夏場には麦茶がよく飲まれます。
色々な茶(浸出液)100g中の主な成分の比較[2]
玉露 煎茶 ほうじ茶 番茶 玄米茶 紅茶 ウーロン茶
タンパク質 1.3 g 0.2 g 0 g 0 g 0 g 0.1 g 0 g
ビタミンB2 0.11 mg 0.05 mg 0.02 mg 0.03 mg 0.01 mg 0.01 mg 0.03 mg
葉酸(ビタミンB9) 150 μg 16 μg 13 μg 7 μg 3 μg 3 μg 2 μg
ビタミンC 19 mg 6 mg 0 mg 3 mg 1 mg 0 mg 0 mg
カフェイン 16 mg 20 mg 20 mg 10 mg 10 mg 30 mg 20 mg
タンニン 23 mg 70 mg 40 mg 30 mg 10 mg 10 mg 30 mg

--Qnc会話2016年8月26日 (金) 13:25 (UTC)[返信]

  1. ^ 「今、知っておきたい日本茶の基本」2010年5月10日発行 枻出版社 p47
  2. ^ 五訂増補日本食品標準成分表