ニタ・ナルディ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ニタ・ナルディ
Nita Naldi
ニタ・ナルディNita Naldi
本名 Anita Donna Dooley
生年月日 1897年4月1日
没年月日 1961年2月17日(満63歳没)
出生地 ニューヨーク
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
配偶者 シール・バックレイ (1929-1945)

ニタ・ナルディNita Naldi1897年4月1日 - 1961年2月17日)は、アメリカ合衆国女優サイレント映画期に最も成功したヴァンプ(毒婦)女優の一人。

生涯[編集]

本名は、アニタ・ドンナ・ドゥーリー(Anita Donna Dooley)。アイルランドイタリアの血を引く両親のもとに、ニューヨーク市にて生まれる。ジーグフェルド・フォリーズでプロとして活動を始めた。その時に芸名を、アイリッシュの姓ドゥーリーからより異国的な響きを持つナルディ(幼年期の友人の姓リナルディにちなむ)に変えた。

1919年、ジョン・バリモアが彼女のエキゾティックな容姿に目をつけ、ニタはすぐにパラマウント社と契約した。バリモアに推薦され、1920年の『狂える悪魔』(Dr.Jekyll and Mr.Hyde)でデビュー。男を狂わせ堕落させるヴァンプのキャラクターを演じることで人気が出、同じくヴァンプ女優であったセダ・バラと競い合った。

最も記念すべき作品は、1922年にルドルフ・ヴァレンティノと共演した『血と砂』(Blood and Sand)である。この作品が大ヒットし、ヴァレンティノとは以後3作品で共演した。

トーキーの時代になると、世界大恐慌もありヴァンプ女優として飽きられてしまい、1929年にシール・バックレイと結婚してほぼ引退状態になった。以後、マイナーな作品や舞台にぽつぽつと出演し続けた

1961年に心臓発作で死去。

映画出演作品[編集]

  • 狂へる悪魔』 Dr.Jekyll and Mr.Hyde (1920年)
  • 『経験』 Experience (1921年)
  • 血と砂』 Blood and Sand (1922年)
  • 十誡』 The Ten Commandments (1923年)
  • 『月の囁き』 The Glimpses of the Moon (1923年)
  • 『情熱の悪魔』 A Sainted Devil (1924年)
  • 『毒蛇』 Cobra (1925年)

外部リンク[編集]