ドゥダ・ヤンコビッチ

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ドゥダ・ヤンコビッチ
基本情報
本名 ドゥシカ・ヤンコビッチ
Dusica Jankovic[1]
通称 ダイヤモンド[1]
階級 ライト級
身長 168cm[1]
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
誕生日 (1976-09-27) 1976年9月27日(47歳)[1]
出身地 セルビアの旗 セルビアヤゴディナ[1]
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 15
勝ち 11
KO勝ち 5
敗け 4
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獲得メダル
ブラジルの旗 ブラジル
女子 ボクシング
パンアメリカン選手権
2005 ブエノスアイレス ウェルター級

ドゥダ・ヤンコビッチDuda Yankovich)ことドゥシカ・ヤンコビッチDusica Jankovic[1]1976年9月27日[1] - )は、ブラジル女性総合格闘家、元プロボクサーである。セルビアヤゴディナ出身[1]

来歴[編集]

当時のユーゴスラビア史上最年少となる11歳で空手の松涛館黒帯を取得。1994年欧州選手権で銀メダル、世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得する。

キックボクシングでも1996年から1999年までセルビアチャンピオン、1998年と1999年にはバルカンチャンピオンに君臨。

1999年、ユーゴスラビア紛争のためブラジルに移住。2001年から2003年までブラジルチャンピオンとなった。

ボクシング[編集]

2002年、ブラジルのボクシング元世界チャンピオン、アセリノ・フレイタスの下でボクシングに転向。2005年にアルゼンチンで開かれた第1回パンアメリカン女子選手権で銅メダルを獲得。

直後の2005年7月23日にサンパウロでプロデビュー。Guillermina Fernandezを4回KOで降す。

4回戦を3戦連続KO勝利した後、4戦目でブラジル王座に挑戦し、Leticia Rojoを倒しボクシング初タイトル獲得。

2006年11月25日、ダリス・パルドWIBA世界ライトウェルター級王座決定戦を争い、3者ともフルマークの判定で勝利し初の世界王座獲得。

2007年3月17日、ベリンダ・ララキュエント相手に初防衛戦を行い、判定で初防衛。続くパオラ・ロジャースリリアナ・パルメラも降し防衛回数を3に伸ばす。

2008年4月19日、ノンタイトルとしてダリス・パルドとのリマッチを制する。

2009年6月5日、初となるアメリカで2階級制覇を懸け、ホリー・ホルムが持つWIBA世界ウェルター級王座に挑むが、4回にドクターストップが入りプロボクシング初の敗戦。

2010年5月29日、ザンビアでエスタ・フィリと空位のWIBAライトウェルター級王座を争うが、0-3判定負け。

2011年4月29日、フランスでアン=ソフィー・マシスと空位のWBO女子ヨーロピアンウェルター級王座を争うが、3回TKO負けを喫し王座獲得に失敗。

2012年3月16日、エリス・パチェコとWBO女子世界ライト級王座を争うが、0-3判定負け。これを最後にボクシング引退。

総合格闘技[編集]

その後、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ率いるチーム・ノゲイラに入門し総合格闘技に転向。9月8日のBitetti Combat 12でのジェシカ・アンドラージ戦でデビューするも、ギロチンチョークを決められ敗れる。

2013年3月9日、Bitetti Combat 14にてダニエラ・クリスティーナから総合初勝利を奪う。

2013年7月13日、Invicta FC 6にてミリアム・ナカモトと対戦もTKO負け。

戦績[編集]

  • プロボクシング:15戦 11勝 (5KO) 4敗
  • 総合格闘技:3戦 1勝 2敗

獲得タイトル[編集]

  • ブラジル女子王座
  • WIBA世界ライトウェルター級王座

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h Duda Yankovich”. Boxrec.com. 2014年2月19日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]