トイピアノ

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トイピアノは、鍵盤楽器であるピアノを模して作られた子供向けの玩具であるが、現代音楽などで楽器として用いられることもある。1872年にフィラデルフィアで、ドイツからの移住者アルバート・ショーエンハットによってはじめて開発された。

大きさはピアノより小さく(大体が高さ50cm以下)、外枠はプラスチック製あるいは木製。価格は数千円から数万円程度である。初期はアップライトピアノ型が多かったが、現在はグランドピアノ型のものがおおい。

ピアノは弦をハンマーでたたいて音が出るが、トイピアノは弦ではなく金属棒、又は金属管が用いられる。ハンマーは、鍵盤付きグロッケンシュピールとおなじような仕組で鍵盤とつながっていて、金属独特の輝きのある音色をだす。

ほとんどのトイピアノの音程は大まかに合わせられたもので、キーもCではなくC#、D、E、等、ばらばらであるが、高価なモデルの多く(楽器メーカー製)は調律も正確になっている。典型的なトイピアノの音域は1オクターブから3オクターブである。

中にはピアノの黒鍵にあたる鍵盤がなかったり、白鍵の上に黒鍵の絵が塗られているだけのものもある。これらは全音階のみ奏し得る。これらの多くは8鍵で、音域は1オクターブだけである。

[編集] 受容

そもそも玩具として考案されたトイピアノであったが、音楽作品に用いる試みもなされた。ジョン・ケージが「トイピアノの為の組曲」を作曲してから、デアリ・ジョン・ミゼルなど多くの現代作曲家に正当に使われる楽器となっている。マーガレット・レン・タンイザベル・エッテナウアーなど、「トイピアノの為の作品」を公募してリサイタルをするピアニストもいる。2006年ごろから日本のテレビCMで(特にカワイの)トイピアノが使われるようになった。イエロー・マジック・オーケストラキリンラガービールのCM撮影のために再結成した際に坂本龍一が演奏したのも、正確に調律されたカワイ製のトイピアノである。

[編集] メーカー

  • カワイ
  • ショーエンハット(アメリカ)

[編集] 関連項目

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