デジ同人

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デジ同人(デジどうじん)とは、インターネット回線を介したダウンロード販売の形で売買される同人作品、またはその流通形態を指す呼称である。デジタル同人とも呼ばれる。

この言葉は2ちゃんねるの同人2002年ごろから自然に定義されたもので、DL同人とも呼ばれる。(詳細は「#デジ同人の経緯」参照)

目次

[編集] デジ同人の概要

デジ同人として売られている作品は、小説、コミック、CG集、ゲームなどといったもので、HTML文書などで閲覧できるようにしたものから、PDF形式ファイルのもの、あるいは開発ツールなどでスクリプトを組んだものや、完全にゲームソフトとして作り上げたものまでさまざま。

完成した同人作品は、発売前の段階で各々データを圧縮した上で、販売サイトに登録申請する。申請された作品は、販売サイト管理者によって審査を行って(行わない場合もある)から販売される。

[編集] デジ同人の経緯

個人対個人のレベルで有償ないしは無償で配布されていた同人作品は、パソコン通信のころからすでにあった。しかしその段階ではまだ、「専用の管理場所を置いて注文を受け付けて販売する」といったシステムは構築されず、記録媒体にデータをコピーした上で既存の同人ショップで販売するという形態が中心であった。

インターネットが普及して以降、データを回線上で販売する環境が整うと、今日のデジ同人の流通形態が形成されていった。この同人作品の流通形態における先駆で最大手であるDLsite.comが運営開始されたのが1996年ごろ。登録されている作品で一番古い作品(2007年2月28日現在)は1996年7月1日である。

DLsite.com(2001年1月24日までは「ソフトアイランド」という名前で販売していた)の他、既存の同人ショップサーチエンジン管理者、個人事業者などがネット上で同人作品を扱うサイトを立ち上げたが、こういった同人作品の流通形態に対する共通の呼称は長らく存在せず、「課金を受けてソフトをダウンロードする」という広い意味に基づいて、単に「ダウンロード販売」などと呼ばれていた。

「デジ同人」の言葉の発出は、2ちゃんねる同人板のスレッド「■金儲けの為の同人(デジタル版)■」(発出は2000年9月15日)。話題を受け継ぐスレッドを新しく立てる際、試行錯誤の末考え出された呼称が「デジ同人」であった。以降2ちゃんねるやその近辺から、ネットにおける同人データ販売の形態を「デジ同人」と呼ぶようになった。

一方で、最大手のDLsite.comのサイト名の影響か、「ダウンロード」の通例的な略称である「DL」から「DL同人」と呼ばれる場合もある。また、未だに「ダウンロード販売」と単に呼ぶ人も依然多い。「デジ」を略称元である「デジタル」に言い直した「デジタル同人」と呼ぶものもある。  

[編集] デジ同人の特徴

作者自身で作品データの作成と登録をする限りでは、ほとんどの経費がかからないのが最大の利点である。基本的に販売サイトでは、売上げが発生したときにのみ、一部につきあらかじめ規約で設定した手数料を徴収する形になっており、売上げがなかった場合は手数料を徴収されない。そのため、作品の一部ないしは全部を外注していない限りでは赤字になることはない。しかし、二次創作の作品の場合は利益を得ることで著作権侵害として訴えられる可能性が高いため、利用には慎重にならなければならない。

また、売買において人と顔を合わせないので、作品の頒布における瑣末な事柄に気をつかうことない。また、人間関係に煩わされずに同人活動を行いたい場合も重宝される。売上げも、規約で定められた一定額を超えれば販売サイトから自動的に振り込まれる。

買う側においては、わざわざ同人誌即売会同人ショップなどに足を運ばなくても、家にいながら作品を瞬時に購入できるといった、ダウンロード販売としての恩恵を受けることができる。

一方、デジタルデータであるがために簡単にコピーされ、ネット上で公開されたり、あるいは海賊版として他の販売サイトやネットオークションなどで販売されたりする事もある。その対抗策として、データにプロテクトをかけるサービスをしているところもある。

なお、デジタルデータの同人作品をダウンロード販売する企業で構成された「デジタル同人販売連絡会」(DHR)があり、時折総会を開いている。

[編集] デジ同人を取り扱う主なサイト

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[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク