チャコペッカリー

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チャコペッカリー
チャコペッカリー
チャコペッカリー Catagonus wagneri
保全状況評価
ENDANGERED

(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 EN.svgワシントン条約附属書I

分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ウシ目 Artiodactylca
亜目 : イノシシ亜目 Suina
: ペッカリー科 Tayassuidae
: チャコペッカリー属 Catagonus
: チャコペッカリー C. wagneri
学名
Catagonus wagneri
(Rusconi, 1930)
和名
チャコペッカリー
英名
Chacoan peccary

チャコペッカリーCatagonus wagneri)は、動物界脊索動物門哺乳綱ウシ目(偶蹄目)ペッカリー科チャコペッカリー属に分類される偶蹄類。本種のみでチャコペッカリー属を形成する。

分布[編集]

アルゼンチン北部、パラグアイボリビア

形態[編集]

体長92-117cm。尾長2.5-10cm。肩高50-70cm。体重30-43kg。全身は灰褐色の体毛で被われる。口の周辺や喉、頸部は白い体毛で被われる。頭部は大型で、鼻面は長い。

眼は頭部のやや後方にある。歯冠が発達する。

幼獣は黄褐色や黒い体毛で被われ、頸部は黄褐色の体毛で被われるが不明瞭。

分類[編集]

本種は化石種として記載されたが、1974年に生体が発見された。

生態[編集]

グランチャコにある有棘植物からなる乾燥林疎林などに生息する。昼行性だが、夏季には夜行性の傾向が強くなる。血縁関係のある個体からなる3-5頭、多くても10頭ほどの小規模な群れを形成し生活するが、単独で生活する個体もいる。移動の際には、先頭になった個体の後を追って一列で移動する。

食性は植物食で、主に多肉植物を食べるが、地下茎なども食べる。

繁殖形態は胎生。1回に1-4頭(主に2-3頭)の幼獣を産む。

人間との関係[編集]

生息地では食用とされることもあった。

開発や放牧による生息地の破壊、食用としての狩猟などにより生息数は激減している。

画像[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科4 大型草食獣』、平凡社1986年、60-61頁。
  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ3 中央・南アメリカ』、講談社2000年、38-39、160-161頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 動物』、小学館2002年、87頁。

外部リンク[編集]