セント・マシュー大聖堂

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座標: 北緯38度54分22秒 西経77度2分24秒 / 北緯38.90611度 西経77.04000度 / 38.90611; -77.04000

セント・マシュー大聖堂(ワシントンD.C.

セント・マシュー大聖堂(セント・マシューだいせいどう、英語: Cathedral of St. Matthew the Apostle)、別名:使徒聖マタイ大聖堂は、アメリカ合衆国ワシントンD.C.にある大聖堂で、カトリック・ワシントンD.C.大司教区司教座聖堂である。

概要[編集]

大聖堂の内部

セント・マシュー大聖堂は、イエス・キリスト使徒聖マタイ(英語名:セント・マシュー)が徴税人であったので、公務員守護聖人となり、彼に捧げられている。この聖堂はワシントンD.C.の中心地であるホワイトハウスから、北へ7ブロック、それから西へ2ブロックという比較的近距離にある。

現在の建物は1893年から1913年にかけて建築され、1939年に聖別されて、その時にワシントンD.C.大司教区司教座聖堂となった。設計はC.グラント・ラファージ(C. Grant LaFarge)で、ネオ・ビザンティン建築を加味したロマネスク・リヴァイヴァル建築である。1974年、アメリカ合衆国国家歴史登録財の指定を受けている。

ケネディ大統領の国葬で彼の柩が置かれた場所

ワシントン大聖堂に次いで、アメリカ合衆国の要人の国葬が行われる所で、これまでフィリピンマニュエル・ケソン初代大統領[1]ジョセフ・マッカーシー上院議員、ジョン・F・ケネディ大統領などの葬儀が行われた。ヨハネ・パウロ2世教皇の1979年ワシントンD.C.訪問では、ここでミサが行われた。ウィリアム・レンキスト連邦裁判所首席裁判官の葬儀もルーテル派で行われた。

脚注[編集]

関連項目[編集]

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