スティーヴン・グリーンブラット

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スティーヴン・グリーンブラット

スティーヴン・ジェイ・グリーンブラット(Stephen Jay Greenblatt、1943年11月7日 - )は、アメリカ合衆国文芸評論家ハーバード大学教授

新歴史主義の創始者の1人と、一般に認められている。新歴史主義はグリーンブラットがしばしば文化の詩学 "cultural poetics" と呼ぶ一連の批評的実践で、この用語を導入した1980年代初めから、その作品は影響力を持った。 グリーンブラットは新歴史主義、文化研究、ルネサンス研究、シェイクスピア研究に関する多くの作品を著し、これらの分野の専門家と考えられている。また、新歴史主義の活動の舞台となった学術誌「表象」(Representations)創刊メンバーの1人でもある。

ルネサンス期のポッジョ・ブラッチョリーニによるルクレティウス再発見の意義を論じた『一四一七年、その一冊がすべてを変えた』でピューリッツァー賞一般ノンフィクション部門)を受賞した。

邦訳[編集]

  • ルネサンスの自己成型 モアからシェイクスピアまで(高田茂樹訳、みすず書房、1992年5月)
  • 悪口を習う 近代初期の文化論集(磯山甚一訳、法政大学出版局、叢書・ウニベルシタス、1993年10月)
  • 驚異と占有 新世界の驚き(荒木正純訳、みすず書房、1994年4月)
  • (編著)寓意と表象・再現(船倉正憲訳、法政大学出版局、1994年)
  • シェイクスピアにおける交渉 ルネサンス期イングランドにみられる社会的エネルギーの循環(酒井正志訳、法政大学出版局、叢書・ウニベルシタス、1995年)
  • シェイクスピアの驚異の成功物語(河合祥一郎訳、白水社、2006年9月)
  • 一四一七年、その一冊がすべてを変えた(河野純治訳、柏書房、2012年11月)
  • シェイクスピアの自由(高田茂樹訳、みすず書房、2013年10月)

関連項目[編集]