スカリフィケーション

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スカリフィケーション(スキンリムーバル)による作品
スカリフィケーション

スカリフィケーションScarification)とは、自由意志による嗜好から、医療用メスや器具などを用い、皮膚に傷を付けることによって、肉体に模様を描いて痕を残す身体改造身体装飾の方法である。 現在は専門のアーティストにより行われている場合が多いが、民族における身体装飾としての歴史ある一面をもつ。

使用器具、及び手法の違いにより以下のような種類があげられる。

種類[編集]

カッティング
医療用メスで皮膚を切開することにより、傷跡で模様を描く手法。
スキンリムーバル/ピーリング
医療用器具で皮を剥ぐことにより、模様を描く手法。表現したいデザインの形に皮膚をカッティングではなく面で除去していくもの。
スキンリムーバルの施術
タトゥーガンスカリフィケーション/ニードルスカリフィケーション
タトゥーを彫るマシンや針状の器具を使用して傷跡をつけていく手法。傷跡を確実に残すため、インクを使用せずにタトゥーを彫る事とは異なる方法で行われる場合が多い。
ブランディング(焼印)
熱した金属を肌に押し当てることにより、皮膚に火傷を起こすことによって模様を描く手法。
フィルド・イン(焼き潰し)することによって面として模様を付けることも可能。
インクラビング
カッティング等によって得られた傷にインクを刷り込むことにより、色彩鮮やかな模様を描くことができる。しかし、経年変化による退色も伴う。
スカリフィケーション

治癒[編集]

スカリフィケーションの治癒は体質やその後の扱いにより大きく異る結果となる。 一般的に女性のほうが傷が残りやすいが、アーティストによっては複数回の施術を同じ部位に対して行うことでそういった差を埋める場合も存在する。 技法による傷痕の残り具合も様々であり、デザインに応じた技法が求められる事が多い。 治癒後の多様性の例としては、近年までスキンリムーバルによる施術は陥没した傷痕が残ると言われてきたが、体表より盛り上がりを見せるケロイド状に治癒する作品も生み出されている事等がある。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]