ジュリー・ウィンフレッド・バートランド

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ジュリー・ウィンフレッド・バートランドJulie Winnefred Bertrand1891年9月16日 - 2007年1月18日)は、かつてカナダ最高齢で、その後、存命女性の世界最高齢(人類全体では第2位)となった人物である。父方(姓)はフランス系であり、出身地・ケベック州の公用語の一つであるフランス語では「ベルトラン」と発音する。

略歴[編集]

モントリオールにて、フランス系のナポレオン・ベルトランとアイルランド系のジュリア・マリンズ夫妻の長女として誕生。若い頃は、後にカナダ首相となるルイ・サン=ローランと交際したものの、生涯独身だった。長年にわたり、衣類の販売員を務めた。

2007年1月18日モントリオールの医療施設にて、115歳124日で死去した。バートランドは最晩年に至るまで、健康と鮮明な記憶を維持していた。

記録[編集]

カナダにおける歴代第3位の長寿者である。2004年11月29日からカナダで存命中の最高齢の人物となり、2006年12月11日から存命女性として世界最高齢となった。死没の時点で、1か月年長の男性であるプエルトリコエミリアーノ・メルカド・デル・トロが存命だったため、男女を含めた長寿世界一にはなれなかった。

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