ケネディ・ラウンド

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ケネディ・ラウンド(Kennedy Round)は、1964年5月から1967年6月にかけて行われた関税および貿易に関する一般協定(GATT)の多角的貿易交渉である。

概要[編集]

GATTの第6回目の多角的貿易交渉で、1962年1月にアメリカ合衆国ジョン・F・ケネディ大統領の年頭教書で提唱されたことから、ケネディ・ラウンドと呼ばれる。ただし、ケネディ大統領は交渉の開始を見ることなく、1963年11月22日に凶弾に斃れている。

本ラウンドの交渉には、前回の26か国・地域を大きく上回る62か国・地域が参加した。最終的には、1967年6月30日スイスジュネーヴで、平均約35%の関税引き下げ、約3万品目についての新たな関税譲許などが合意されて、これまで6回の交渉の中で最大の成果を挙げた。また、ダンピング防止協定、化学品協定が策定された。

さらに、本ラウンドでは、初めて農業についての本格的な交渉が行われ、開発途上国への食糧援助を規定した食糧援助規約を含む国際穀物協定が成立した。

GATT/WTOの多角的貿易交渉[編集]