クロッシェレース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
クロッシェレースの作例

クロッシェレース(Crocheted lace)は、手芸レースの一分野で、かぎ針で編むレース一般のこと。日本では、最もポピュラーなレース手芸であり、ふつう"レース編み"と言えばこのクロッシェレースを指す。


概要[編集]

クロッシェとはフランス語で「かぎ針」「かぎ針編み」の意味。

クロッシェレースでは、かぎ針編みの技術を応用し様々な形に編み上げていく。毛糸編みとレース編みの違いは使用する針・糸の太さにある。

16世紀にはヨーロッパの各地に広まり、いまでも家庭の手芸として親しまれている。その中でも19世紀アイルランドで発展したアイリッシュクロッシェレースは特に有名でレリーフ状に複雑なモチーフが編み込まれている。

用具・糸[編集]

針は、かぎ針のより細いものが"レース針"として区分され、軸の太さに応じて以下のようになっている。

  • 1.75mm - レース針0号
  • 1.50mm - レース針2号
  • 1.25mm - レース針4号
  • 1.00mm - レース針6号
  • 0.90mm - レース針8号
  • 0.75mm - レース針10号
  • 0.60mm - レース針12号

これ以下の大きさ及び奇数号も存在するが、市販されているのは極めて稀である。

綿・絹・麻などを撚ったものが"レース糸"と呼ばれ、番数が大きいほど糸が細くなる。20番・40番レース糸がポピュラーであるが、特に20番は太糸レースとも呼ばれる。

主な手法[編集]

モチーフつなぎの作例
パイナップル編み
ネット編み・パプコーン編みを三角形に並べ、パイナップルや木の実に見立てる。
方眼編み
長編み等と鎖編みを組み合わせ方眼を作り、ドット絵の要領で図形を描画する。
モチーフ編み
小さなモチーフを複数編みつなぐ
ブリューゲルレース
細い帯(ブレード)を編み、折り曲げながら形作る。
レリーフレース
オーピエートレース

関連項目[編集]