エル・キャピタン (ヨセミテ)
| エル・キャピタン | |
|---|---|
ヨセミテ渓谷から見上げたエル・キャピタン
|
|
| 所在地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州マリポサ郡 |
| 位置 | 北緯37度44分2.4秒 西経119度38分13.2秒 / 北緯37.734000度 西経119.637000度 |
| 山系 | シエラネバダ山脈 |
エル・キャピタン(英:El Capitan)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州マリポサ郡、ヨセミテ国立公園にある花崗岩の一枚岩である。
目次 |
特徴 [編集]
ヨセミテ渓谷の北側にそそり立つ。渓谷の谷床からは約3300フィート(約1000メートル)あり、花崗岩の一枚岩(モノリス)としては世界一の大きさである。南西壁及び南東壁には数多くのクライミングルートが切り開かれており、ロッククライミングの名所として知られる[1][2]。
歴史 [編集]
エル・キャピタンという名前を付けたのは、マリポサ歩兵大隊で、1851年のことであった。それまでヨセミテに住んでいたネイティブ・アメリカンからは、To-to-kon oo-lahと呼ばれており、これは昔の族長の名前であるとされる。「エル・キャピタン」は、「岩の族長」を指すスペイン語からとった名前である[3]。
1950年代後半からロッククライミングが始まった。
1958年、ウォレン・ハーディングらが、南西壁と南東壁の境目である突端部のルート、「ノーズ (The Nose)」の初登頂に成功した。
クライミング [編集]
現在、70以上のクライミングルートができており、春から秋にかけて、常に何十人ものクライマーたちが登頂に挑戦している。最短では約2時間、長い場合は200日という記録があるが、平均的に上りにかかる時間は、4日から6日である。高度が比較的低いことと、天候に恵まれていることから、エル・キャピタンは、世界のより難しい山のクライミングに向けた格好の練習場所となっている[4]。
そのほか、ロッククライミングをしなくても、1日がかりで頂上まで歩いて行けるトレイルも整備されている[5]。
スピードクライミング [編集]
2008年10月12日、日本のプロ・フリークライマーである平山ユージが、パートナーのハンス・フローリンとともに、エルキャピタンのThe Nose(5.14a・31ピッチルート)を2時間37分5秒で登り、世界最速記録を更新した。
脚注 [編集]
参考文献 [編集]
- “El Capitan”. SummitPost.org (2006年). 2010年5月23日閲覧。
