エゾスジグロシロチョウ

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エゾスジグロシロチョウ
Piris napi
Piris napiドイツドレスデンで撮影)
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科 : アゲハチョウ上科 Papilionoidea
: シロチョウ科 Pieridae
亜科 : シロチョウ亜科 Pierinae
: モンシロチョウ属 Pieris
: エゾスジグロシロチョウ P. napi
学名
Pieris napi
(Linnaeus, 1758)
シノニム

Pieris dulcinea

和名
蝦夷筋黒白蝶
英名
Green-veined White
亜種
  • P. n. napi
  • P. n. lusitanica
  • P. n. britannica
  • P. n. lappona
  • P. n. adalwinda
  • P. n. keskuelai
  • P. n. maura
  • P. n. atlantis
  • P. n. segonzaci
  • P. n. muchei
  • P. n. japonica
  • P. n. pseudobryoniae
  • P. n. hulda
  • P. n. pallidissima
  • P. n. mogollon
  • P. n. napoleon
  • P. n. meridionalis

エゾスジグロシロチョウ(蝦夷筋黒白蝶、Pieris napi)は、チョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ上科シロチョウ科に分類されるチョウのひとつ。

2001年、エゾスジグロシロチョウ P. dulcinea とヤマトスジグロシロチョウ P. nesis の2種に分けられた[1]

特徴[編集]

同属のモンシロチョウスジグロシロチョウと似ているが、翅脈の周りの鱗粉が黒くなっている点がモンシロチョウと異なる。また、比較的薄暗い場所を好み、市街地都心部よりもむしろ住宅地山村に多い。スジグロシロチョウとは酷似しており、雄のみ香鱗顕微鏡で観察することにより種の区別ができる。スジグロシロチョウとエゾスジグロシロチョウの雑種も自然界で起こっているほどで、両種が同一種であるとの見方も近年まであった。

分布[編集]

ヨーロッパ北アフリカ中央アジアヒマラヤ山脈日本に分布。日本国内ではほとんど全国で見られる。

生活史[編集]

からにかけて見られる。モンシロチョウより遅く出現することが多い。越冬態は幼虫

幼虫はイワハタザオシコクハタザオなどの日本に元来あった種を食草とする。エゾと名が付いているが北海道のみの種ではなく、エゾスジグロシロチョウのみが日本に生息していたところにスジグロシロチョウが流入したと考えられている。

脚注[編集]

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  1. ^ 安田守 『イモムシハンドブック』 高橋真弓中島秀雄監修、文一総合出版2010年、21頁。ISBN 978-4-8299-1079-5

参考文献[編集]

関連項目[編集]