エスプレット (トウガラシ)

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エスプレット
エスプレット

エスプレットフランス語: Piment d'Espelette, バスク語: Ezpeletako biperra)は、フランス南西部のエスプレットを中心とした地域で生産されるトウガラシ、またその粉。ピモン・デスプレットあるいは単にエスプレットと呼ばれる。

バスク地方におけるトウガラシの歴史の始まりは、1650年コロンブスとともにアメリカ大陸から戻ったバスク人が伝えたことにあるとされている。17世紀にエスプレットで栽培が始まったトウガラシは、2000年よりAOCの認証を受け、現在はエスプレットを含む周辺の10のコミューン(アイノア、カンボ=レ=バン、エスプレット、アルス、ジャチュ、イチャスー、ラルソル、サン=ペー=シュル=ニヴェイユ、スライード、ユスタリッツ)で生産されている。

夏に収穫したトウガラシは日光に当てて乾燥させる。料理ではさらに砕いて粉状にしたものを用いる。辛味は弱くマイルドで、バイヨンヌハムをはじめ、アショアピペラードなどバスクの伝統料理でよく使われる香辛料の1つである。

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