エオリアン・ハープ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
Aeolian harp.JPG

エオリアン・ハープAeolian Harp)は弦楽器の一種。自然に吹くにより音を鳴らす。ギリシャ神話の風神アイオロスに由来する。

構造は木製の筐体のみで、中には風を効率よく集めるフラップを持つものもある。音が鳴る原理は、弦を通過した空気カルマン渦を発生させ、それを加振力として弦が共振を始め、筐体で共鳴させるというものである。通常の楽器では避けるべきものとされるウルフトーンを積極的に利用し、少ないエネルギーで音を出す工夫がなされている。弦は心地良く聞こえる和音の組み合わせになっており、音色は調律にはほとんど左右されず、弦の直径風速で決まるという特徴を持つ。

ショパン練習曲Op.25-1を聞いたシューマンの「まるでエオリアンハープを聞いているようだ」という感想から、この曲の愛称としても知られる。


個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語