エオリアン・ハープ

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Aeolian harp.JPG

エオリアン・ハープAeolian Harp)は弦楽器の一種。自然に吹くにより音を鳴らす。ギリシャ神話の風神アイオロスに由来する。

ショパン練習曲Op.25-1を聞いたシューマンの「まるでエオリアンハープを聞いているようだ」という感想から、この曲の愛称としても知られる。

ギリシャ時代からあったといわれるが、近代ではアタナシウス・キルヒャーがこれを再現し、18~19世紀にかけて使用された[1]

構造[編集]

木製の筐体のみで構成されており、中には風を効率よく集めるフラップを持つものもある。音が鳴る原理は、弦を通過した空気カルマン渦を発生させ、それを加振力として弦が共振を始め、筐体で共鳴させるというものである。通常の楽器では避けるべきものとされるヴォルフトーンを積極的に利用し、少ないエネルギーで音を出す工夫がなされている。弦は心地良く聞こえる和音の組み合わせになっており、音色は調律にはほとんど左右されず、弦の直径風速で決まるという特徴を持つ。

参考文献[編集]

  1. ^ 吉川茂、和田仁 編著 『音源の流体音響学』 コロナ社、2007年、44頁。ISBN 978-4-339-01110-4