アレン・ウォーカー

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アレン・ウォーカー (Allen Walker) は、星野桂作の漫画作品およびそれを原作としたアニメ『D.Gray-man』に登場する架空の人物で、同作の主人公である。アニメでの声優は小林沙苗

目次

[編集] プロフィール


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  • 誕生日 -12月25日(マナに拾われた日)
  • 年齢 - 約15歳(正確な年齢は本人も知らない)
  • 身長 - 169cm
  • 体重 - 55kg
  • 血液型 - O型
  • 国籍 - イギリス
  • 趣味 - 食事、お金を増やすこと
  • 好物 - みたらし団子
  • 苦手な物 - お酒、師匠の借金
  • 所属 - クロス部隊

[編集] 人物

逆さペンタクル

本作の主人公。儚げな雰囲気を持つ少年。白髪と左眼上の逆さペンタクルが特徴。髪の色が白いせいか後ろから見ると時折老人に間違えられることもある。外見とは裏腹に、寄生型イノセンスの適合者であるためかなりの大食漢である。画才は皆無な上、酷い方向音痴で1人だと必ず迷う。修行時代によるトラウマ(空腹に耐えかね師匠の酒菓子を食べてしまい、その後、師匠の容赦なき制裁を受けアルコールは二度ととるなと誓わされた。)から、アルコールが苦手。教団内の自室は、以前はベッドや机があるだけのごく普通の部屋だったが、コムリンⅡ騒動で壊されてからは食堂近くにある元物置を改装して使用している。不気味な部屋だったが、アレン本人は食堂近くのため気に入っている。マナを真似をしていてマナ同様ほとんど敬語で話す(ティムキャンピーなどのゴーレム、又動物は除く)穏やかな性格だが、感情が高揚したり激怒すると敬語を使わなくなる。しかしクロス失踪後ティムキャンピーに残されたクロスからのメッセージを聞き、マナの仮面を被って生きるのではなく、これからはアレンウォーカーとして生きてゆく決心をして敬語を使わないようになる。自分の借金の話やポーカー等のカードゲームをするときになるとかなり黒くなり裏の顔が出てくる(D.グレおまけ劇場ではこの他に神田にいたずらをしたり、神田自身が悲惨な目に会うと出てくる)。生まれつきの不幸体質(ラビ曰く「アンラッキーボーイ」)であり、ジャンケンではいつも負ける。同じ教団に属する神田ユウとは相性が悪い。一人称は「僕」だが幼少期は「オレ」。瞳の色は銀灰色。(だがアニメ版では、左目発動時のみ左目だけが赤色)

[編集] 左眼

AKUMA化したマナによってつけられた左眼の呪いの傷によって、アレンの左眼はAKUMAに内蔵された魂が見える。巻き戻しの街での交戦の際、ロードに左眼を潰されたが「呪い」の影響でクロウリー城にて再生し、以後マナの「呪い」がより強まった(アニメ版ではエリアーデと戦ったときに強まった)。けれど、今でもマナを好きである。呪いが強まってからはAKUMAを見る際左眼が2つのスコープの様に変化し、障害物があろうと半径300m以内のAKUMAを探知可能となり、AKUMAに内蔵された魂を現実に映し出し他の人間にも見せることができるようにもなった。しかしそれ以降AKUMAの魂を現実に映し出す描写は無く、実際にAKUMAの魂を目にしたのはラビ、クロウリー、エリアーデのみ。以来、左眼そのものがアレンをAKUMAの元へと導くかのように時々疼くようになった。
方舟の中の「奏者の部屋」でティムキャンピーの出した奏者の楽譜を見ている最中、左眼がAKUMAを見るときのように変化しており眼の周りの模様が複雑になっていた。

[編集] 14番目との関連

ティムキャンピーとセットで方舟を操作出来る奏者の資格を持っている。なお、14番目と思われるノアの影には警戒心を抱いている。また、奏者の楽譜に書かれている文字はかつてマナとアレンがつくった文字(暗号)で、紋章はマナのボタンにあったもの。また、ロードとティキの靴の裏にもその紋章と思われるものがある。方舟からホームに帰った時から鏡や窓に映った自分を見る時に「14番目のノア」と思われる方舟の奏者の部屋で出てきた影が(鏡などを通して見た場合)アレンの後ろにでている。これはアレンにしか見えず(ティムキャンピーは不明)、アレンは当初は驚いていたがもう慣れている。

しかしその実態は、アレンが再びこの世に蘇るであろう14番目のメモリーを移植された存在であり、クロスはアレンがいずれ14番目へと変貌するであろうことを示唆している。 

[編集] 来歴

[編集] 過去

生まれつき左腕がイノセンスに寄生された異様な外見であったため、実の親に捨てられている。サーカスで雑用をしていたところを旅芸人のマナ・ウォーカーに拾われ、色々な芸を教え込まれた。そのため大道芸が上手い。名前はマナがアレンを拾う前に飼っていた犬に由来する。マナの死後、通りかかった千年伯爵に唆されマナの魂を呼び戻してAKUMAにしてしまう。AKUMAとなったマナに殺されかけるが、初めてアレンの意思に関係なくイノセンスが発動しマナを破壊した。その精神的ショックによる為か、アレンの髪の色は赤茶色から白へと変化してしまっている。
マナ破壊後、放心状態であったところを「黒の教団」のエクソシスト元帥、クロス・マリアンに拾われる。以後3年間、彼の下でエクソシストになるべく修行を積み、後にクロス部隊に所属する。彼の事はエクソシストとしての道を自分に示してくれた恩人として尊敬しているが、修行時代に借金を主に何でもかんでも都合の悪いものを押し付けられていたため、その人間性は疑っており鬱陶しく思っている。借金取りに追われる中、借金の返済と当座の生活費を命懸けで覚えたイカサマ博打で稼いでいた。そのため現在も遊びであっても勝利に拘り、イカサマを働く。カードで勝負するときは、いつもの穏やかな性格が一変し、かなり黒い性格になる。(通称 黒アレン)←ラビ命名

[編集] イノセンス復活

クロスと合流するためにリナリー達と中国に向かうが、スーマンの咎落ちと遭遇、助け出そうとして自身のイノセンスが壊れかけつつも、なんとかスーマンとイノセンスの切除に成功するが、スーマンは既にティーズに喰われていた。その後呆然としていたところをティキの手でイノセンスを破壊され、自身もティキのティーズに心臓の一部を喰われてしまう。瀕死の状態に陥るが、たまたま彼を見つけたフォーによりアジア支部に運び込まれ、イノセンスの力で一命を取り留めた(この経緯から、リナリー同様ハートの可能性が示唆されている)。
その後、イノセンス復活のための訓練をフォーと行うが、その最中ティキの命令でLv3のAKUMAが方舟を使ってアレンを殺しに現れる。自分を守るため戦うフォーを救うべく自らAKUMAの前に身を投げ出し、逆に攻撃を受け追いつめられるが、自分にはAKUMAの他にも仲間達という大切なものがあることに気づき、今までの信念である「AKUMAを救済する為に自身は存在する」から「AKUMAと人間(ひと)を愛し、右手で人を、左手でAKUMAを救う」という信念に変えたことで精神面では飛躍的に成長を遂げ、イノセンスが神ノ道化(クラウン・クラウン)という名を冠した真の姿を見せ、見事Lv3を破壊した。

[編集] 江戸編

そしてLv3の忠告により方舟を使って江戸に突入するが、千年伯爵の策略で崩壊してゆく古い方舟に閉じこめられる。その中でティキと交戦した際、ティキが作り出した真空の球体に閉じ込められるも、このときシンクロ値が100を越え(臨界点突破)、左腕が、刀身に大きく十字のマークが入っている板状の剣「退魔の剣」に変化。その後、ノアの力を覚醒させたティキに圧倒され絶体絶命になるが、クロス・マリアンに救出される(そのあと、ティキとレロを救出しに来た千年伯爵が現れた)。だが、ティキとの戦いでイノセンスが壊れたラビ(+鉄槌に捕まっていたチャオジー)が崩壊する方舟に落ちていき、怒りで千年伯爵と交戦状態になるがクロスに止められる。その後、千年伯爵がアクマの生成工場を新しい方舟へダウンロード(転送)するのを阻止するため、ティムキャンピーと共に千年伯爵も知らない「奏者の部屋」に入った。その奏者の部屋でピアノを弾いたことにより、完全に崩壊したはずの古い方舟が復活した。それとともに神田、ラビ、クロウリー、チャオジーらの命を救った。そして方舟を操り黒の教団本部に帰っていった。

[編集] 本部帰還後~教団内の死闘

14番目の関係者(奏者の資格を持つ)ということでルベリエの手により、リンクを監視につけられクロスとの接触を禁じられる。また、退魔の剣の形状が伯爵の武器と似ていたこと、裏切り者のスーマンを助けたことなどから教団の内部の者にもスパイではないかと疑われることになる。その最中生成工場奪還のために方舟を使ってルル=ベルが教団内に侵入し、箱船のゲートで研究室の入り口が塞がれたため、自身の方舟を使って生成工場の所へ侵入した。あまりの数のAKUMAの前に苦戦するが、元帥達の援護もあり生成工場の破壊とミランダの救出に成功する。Lv4に進化したAKUMAにデコピン一つで戦闘不能にされてしまうが、イノセンスの力で体を強制的に動かし、リナリーやクロスと協力してLv4を破壊した。

その後本部移転の際、クロスから自身が「14番目のメモリーを移植された存在」である事を聞かされる。

[編集] デザイン

単行本第1巻の解説によれば、星野のデビュー作『ZONE』の主人公、ロビンがベースになっているという。ただし、アレンは少年だが、ロビンは少女である。(見た目は少年だが、中が姉である為)そのため、ロビンのように髪を長くするかどうか迷ったという。作者はアレンの髪を作中で伸ばしていき縛ろうか、とも考えていた。この思いは、作中の「黒の教団壊滅事件」シリーズの中で、コムイ等科学班の発明品によってアレンの髪がのびるというところにもあらわれているといえる。

[編集] 対アクマ武器

[編集] 十字架(クロス)

アレンの左腕に生まれながらに宿る寄生型イノセンス。これによりアレンの左手は血のように赤黒く変色しており、普段は手袋で覆い隠している。発動時は左腕全体が銀色の鉤爪のような形状に変化する。大きさを変える事が可能で、最大解放時には咎落ちとなったスーマンをわしづかみに出来るほどまでに巨大化する。第2開放は不明。初期のイノセンスとのシンクロ率の最高値は83%だった。なお、入団時にヘブラスカからアレンのイノセンスが、黒い未来で偉大な“時の破壊者”を生むということ預言された。ブックマンには「“時”は千年伯爵のことを指しており、千年伯爵を倒すものであるかもしれない」と言われている。バクやコムイらによるとイノセンスの原石に近くただ単にアレンの思いに反応して発動に似た状態になっていただけらしい。

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十字架ノ墓(クロス・グレイヴ)
「十字架」で複数のAKUMAを一撃で葬る技。AKUMAの体に十字の亀裂が走る。
十字架ノ杭(クロス・バリング)
「十字架」を変形させて放つエネルギー弾。遠距離攻撃が可能なため、多用される。発現時には砲口の周囲に放射状に花弁のようなエネルギー体が発生。
十字架ノ槍(クロス・スピアー)
「十字架」をエネルギーの槍に変形。DS専用ソフト「D.Gray-man 神の使徒たち」に名前が登場。

[編集] 神ノ道化(クラウン・クラウン)

黒の教団アジア支部でのAKUMA(Lv3)との戦闘により復活。その力はLv3のアクマをものともせず破壊するほど。初めて登場した際はイノセンスだけが自立行動をしていた。発動すると、後ろ髪が跳ねる。仮面(普段は顔につけない)のついたマント、右腕にまでマントとつながっている同じ材質のものがつき、左腕は黒色のシャープなかぎ爪がつく。バクによればこれこそが真の姿だという。イノセンスが変化する際に破壊されていた左腕が再生し、人体とイノセンスが完全に接合した。仮面を付け、完全に神ノ道化を纏うことで、マントを鎧とすることも出来る。尚、両腕と仮面部分だけを発動することも可能。イノセンスが完全に破壊されなければ自己修復ができる。また、仮面は片側だけをつけることもできる。臨界者になった後は武器の形状を「爪(エッジ)」と「退魔ノ剣」に転換(コンバート)出来るようになった。

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十字架ノ墓(クロス・グレイヴ)
「十字架」時は複数のAKUMA(Lv1)を一撃で葬る技だが、「神ノ道化」へ進化後は、十字架が印された盾を作り出す技に変化、防御技としても使用されるようになる。単体攻撃技になったがその威力はAKUMA(Lv3)をも一撃で破壊可能なほど強力である。退魔ノ剣時にも使用可能。因みに、攻撃時と防御時では十字架のデザインが異なる。(防御時は一般的な形状の十字架、攻撃時は十字架の四つの先端に球状のマークが付いたデザイン)
道化ノ帯(クラウン・ベルト)
右腕やマントからくもの糸のような糸を出す。物を巻き取ったり、鞭のように打ちのめしたり、先端で刺し貫く、移動手段としても転用可能なので多様される事となる。神ノ道化状態の初登場時にはマントの裾部分がこの状態になり、バク達を保護していた。威力も進化後の十字架ノ墓(クロス・グレイヴ)程ではないが、Lv3のAKUMA相手でも十分に通用する攻撃力を有している。右手の指から放つことも可能で旧方舟内でのティキ・ミックとの戦闘時には相手の腕部に巻きつけ、アンカーのように使用した。退魔ノ剣時にも使用できる。
爪ノ王輪(クラウン・エッジ)
左手の爪から指輪に似た王冠を大量に放ち鞭のように振るう。遠距離攻撃技だが、当然、退魔ノ剣時は使用できない。
破滅ノ爪(エッジ・エンド)
まばゆい光を伴った巨大化させた左手の爪で敵を引き裂く。当然、退魔ノ剣に転換(コンバート)中は左手そのものが無いため使用出来ない。十字架(クロス)時代と比べると比較的小型で扱いやすいが、十字架とは違って何十倍にも巨大化させたり伸ばしたりする事は出来ない。しかし、その攻撃力は進化前とは比べ物にならないほど高い。
退魔ノ剣(たいまのけん)
アレンがシンクロ率100%を越えた(=臨界者となった)ことによりイノセンスが剣に変化した姿。「退魔」の力を持ち、ノアの一族の中に宿る「ノア」やAKUMAを破壊できる。攻撃力は高く、エネルギー波を放つことも出来る。形状は千年伯爵の剣と酷似しており、色が反転している。

[編集] ハートの可能性

上記の通り、ティキのティーズにアレンの心臓の一部が食われた際、イノセンスが己の意思でアレンの命を救った(バク曰く「食われた心臓の一部に霧状になったイノセンスが入り、心臓をつないでアレンを生かしている」らしい)経緯の他、粉々にされたにもかかわらず、壊れてはいなかった事、また、粉々になったイノセンスが深い霧状になってアレンを侵入者から守っていた事などから、ハートの可能性が示唆されている。


以上でアレン・ウォーカーに関する核心部分の記述は終わりです。