アラン・グース

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アラン・グース(2007年、60歳当時)

アラン・ハーヴェイ・グース(Alan Harvey Guth、1947年2月27日 - )はアメリカ合衆国宇宙物理学者。

略歴[編集]

ニュージャージー州ニューブランズウィック生まれ。マサチューセッツ工科大学で物理学の学位を得た後、プリンストン大学コロンビア大学コーネル大学スタンフォード線形加速器センター(SLAC)で研究し1980年マサチューセッツ工科大学に戻った。コーネル大学時代にインフレーション理論の着想を得て、1981年インフレーション理論を発表した。

宇宙のインフレーション理論を最初に提案したことで知られる。尚、この理論の最初の論文投稿者は佐藤勝彦 (1981年) であるが[1][2]、グースは1980年1月に佐藤と同様のインフレーションモデルをスタンフォード大学のセミナーで発表している[3]。また、Alexei Starobinskyも1979年に同様のモデルについてのアイデアを示し[4]、1980年に論文を発表している[5]。“インフレーション”という言葉を最初に用いたのはグースである[2]

著作[編集]

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受賞歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ K. Sato, "First-order phase transition of a vacuum and the expansion of the Universe", Monthly Notices of Royal Astronomical Society, 195, 467, (1981).
  2. ^ a b A. H. Guth, "The Inflationary Universe: A Possible Solution to the Horizon and Flatness Problems", Phys. Rev. D 23, 347 (1981).
  3. ^ SLAC seminar, "10-35 seconds after the Big Bang", 23rd January, 1980. see Guth (1997), pg 186
  4. ^ Starobinsky, A. A. - Spectrum Of Relict Gravitational Radiation And The Early State Of The Universe - JETP Lett. 30, 682 (1979) {Pisma Zh. Eksp. Teor. Fiz. 30, 719 (1979)}.
  5. ^ Starobinsky, Alexei A. (1980). “A new type of isotropic cosmological models without singularity”. Phys. Lett. B91: 99–102. 

外部リンク[編集]