アメイロケアリ

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アメイロケアリ
Lasius umbratus casent0005409 profile 1.jpg
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: ハチ目(膜翅目) Hymenoptera
亜目 : ハチ亜目(細腰亜目) Apocrita
上科 : スズメバチ上科 Vespoidea
: アリ科 Formicidae
亜科 : ヤマアリ亜科 Formicinae
: ケアリ属 Lasius
亜属 : アメイロケアリ亜属 Subg. Lasius
: アメイロケアリ L. umbratus
学名
Lasius umbratus
(Nylander, 1846) [1]
和名
アメイロケアリ

アメイロケアリ(Lasius umbratus)とは、ハチ目アリ科ケアリ属に属する昆虫である。

アメイロアリと和名が似ているが、全くの別種。

形態[編集]

働きアリの体長:4-4.5mm  女王アリの体長:7-8mm

  • 働きアリは黄色をしており、形態は他のケアリ属と変わらない。

一方女王の体色は黒で、一時的社会寄生を行うためにクロクサアリのように動きやすい体形をしている。 また、脚は長め。

生態[編集]

女王アリはトビイロケアリハヤシケアリに一時的社会寄生をすることがわかっている。 7~8月に結婚飛行を終えた新女王はトビイロケアリなどの巣に侵入し、働きアリを1匹殺し匂いをつける。 そのまま殺した働きアリを銜えて、巣の奥に進んでいき相手の女王を殺してしまう。 もちろん、自然界ではこの時点でほとんどの新女王が寄生に失敗し、殺される。

同じ一時的社会寄生をする種類としてトゲアリクサアリモドキなどがいるが、寄生方法はやや異なる。 また、本種はクロクサアリに一時的社会寄生されることでも有名。

働きアリはあまり地表に出ず、見かけることは少ない。

分布[編集]

北海道本州四国九州ヨーロッパ東アジア北アメリカ 生息数では九州よりも本州の方が多い。

脚注[編集]

  1. ^ Lasius umbratus”. ITIS. 2012年6月3日閲覧。

参考文献[編集]