長尾景房

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長尾景房
時代 室町時代中期
生誕 応安年間?(1370年前後?)
死没 応永32年8月14日1425年9月25日[1]
別名 通称:弾正左衛門尉
戒名 円忠
主君 上杉房朝
氏族 越後長尾氏
父母 父:長尾高景、母:来阿弥陀仏大一房[2]
兄弟 邦景景房
上杉中務大輔[3]
頼景
特記
事項
 
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長尾 景房(ながお かげふさ)は、室町時代中期の武士

越後国守護代長尾高景の子として誕生。兄・邦景が守護代として権勢を振るったのに対し、景房は守護上杉房朝の近臣として忠実に仕えた。

房朝の後継の房定と対立した兄の系統が嘉吉の乱で没落すると、守護の忠実な家臣であった景房の系統が隆盛した。子孫からは長尾為景、景虎(上杉謙信)が出ている。

脚注[編集]

  1. ^ 『尾張群書系図部集』より
  2. ^ 東京美術『時衆教団の地方展開』(金井清光、1983年)
  3. ^ 上杉家御年譜『御家中諸氏略系譜』