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郡守(ぐんしゅ)は、古代の中国、現代の韓国における郡の長官である。
中国では、秦代に郡の民政を担当する長官を郡守といった。郡守と、軍事を担当する郡尉、監察を担当する郡監の3人が郡の統治の頂点にあった。漢も郡守を踏襲したが、景帝2年(紀元前155年)に太守と改称した[1]。
かつての李氏朝鮮(朝鮮王朝)の時代、現在の大韓民国で、郡の長官を郡守という。
- ^ 班固『漢書』百官公卿表第7上。小竹武夫訳『漢書』2(表・志上)、筑摩書房(ちくま学芸文庫)、1998年、126-127頁