西郷近思
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西郷 近思(さいごう ちかもと、文化2年(1805年) - 安政7年3月10日(1860年3月31日))は、江戸時代の会津藩家老。
父は会津藩大老西郷近光。妻は小森氏。子は西郷近悳、山田直節、西郷説近ほか。通称頼母。
生涯
[編集]会津藩若年寄・西郷近光の子として生まれる。文政2年(1819年)藩の大老職を務めていた父・近光が死去し、15歳で家督と知行1300石を相続。同年、藩主世子松平容敬が、江戸城で将軍徳川家斉に拝謁する際に、随従し拝謁する。文政7年(1824年)10月に若年寄、文政10年(1827年)9月には累進して家老職を拝命する。天保9年(1838年)3月、藩主容敬より功労を賞されて刀を賜る。天保11年(1840年)3月には200石を加増された。安政4年(1857年)家老職を辞任して、家督を嫡男近悳に譲り隠居する。この際に200石を加増され、知行は1700石となった。安政7年(1860年)3月10日、56歳で死去[1]。
脚注
[編集]関連項目
[編集]- 西郷近房 - 会津藩西郷氏の家祖