蜂須賀敬明

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蜂須賀 敬明
(はちすか たかあき)
誕生 (1987-10-17) 1987年10月17日(36歳)
日本の旗 神奈川県横浜市
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 早稲田大学第二文学部卒業
活動期間 2016年 -
ジャンル 小説
主な受賞歴 松本清張賞(2016年)
デビュー作 『待ってよ』(2016年)
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蜂須賀 敬明(はちすか たかあき、1987年10月17日[1] - )は、日本小説家

経歴・人物[編集]

神奈川県横浜市出身[2]早稲田大学第二文学部を卒業する[3]2016年、『待ってよ』で日本文学振興会が主催する第23回松本清張賞を受賞する[4]。同年、同作が刊行され、小説家デビューを果たす[5]

2017年に発表した『横浜大戦争』では、横浜市18区を擬人化した地域特性あふれる土地神たちが登場し話題を呼び、第4回神奈川本大賞を受賞。[6][7]

「大学に在籍しているときから、文学部だから小説を書いてみようと思って書いていた」「もともと物語が好きだった」と語っている[1]スポーツジムでのアルバイト経験がある[1]。趣味は、サイクリング、読書、ゲーム、野球観戦など[8]。好きな作家として、ウィリアム・フォークナー村上春樹を挙げている[8]

作品リスト[編集]

小説[編集]

  • 『待ってよ』文藝春秋、2016年6月。ISBN 978-4-16-390497-9 第23回松本清張賞受賞。
  • 『バビロンの階段』文藝春秋、2018年4月。ISBN 978-4-16-390829-8 
  • 『焼餃子』双葉社、2020年10月。ISBN 978-4-575-24337-6 
  • 『落ち着いたあかつきには』双葉社、2022年7月。ISBN 978-4575245448

『横浜大戦争』シリーズ』シリーズ[編集]

  • 『横浜大戦争』文藝春秋、2017年6月。ISBN 978-4-16-390663-8 第4回神奈川本大賞受賞作。
    • 『横浜大戦争』文藝春秋〈文春文庫〉、2019年10月。ISBN 978-4-16-791367-0 文庫化。
  • 『横浜大戦争 明治編』文藝春秋、2019年2月。ISBN 978-4-16-390977-6 
    • 『横浜大戦争 明治編』文藝春秋〈文春文庫〉、2021年5月。ISBN 978-4-16-791692-3 文庫化。
  • 『横浜大戦争 川崎・町田編』文藝春秋、2022年4月。ISBN 978-4163915289

脚注[編集]

出典[編集]