藤原尹忠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
藤原尹忠
時代 平安時代中期
生誕 延喜6年(906年
死没 永延3年8月2日989年9月4日
別名 猪隈三位
官位 従三位治部卿
主君 一条天皇
氏族 藤原南家貞嗣流
父母 父:藤原道明、母:藤原常頼の娘
兄弟 尹衡尹文尹甫慶円尹忠尹風尹瞻尹生藤原元方室、源英明室、藤原安親室、源国基室、藤原文貞室、藤原安于室
清原樹蔭の娘
貞節、貞廉、貞潔、藤原懐忠
テンプレートを表示

藤原 尹忠(ふじわら の まさただ)は、平安時代日本公卿藤原南家大納言藤原道明の五男。

経歴[編集]

治部卿在官中の寛和2年(986年一条天皇即位後まもなく治国の功労により従三位に叙せられ公卿となる。永延3年(989年)8月2日薨去享年84。最終官位は従三位治部卿。

官歴[編集]

注記のないものは『公卿補任』による。

系譜[編集]

尊卑分脈』による。

  • 父:藤原道明
  • 母:藤原常作(或いは藤原常頼[4])の娘
  • 妻:清原樹蔭の娘
    • 男子:藤原貞廉
  • 生母不詳の子女
    • 男子:藤原貞節
    • 男子:藤原貞潔
    • 女子:藤原懐忠

脚注[編集]

  1. ^ a b 『大間成文抄』4
  2. ^ 原典では延喜8年(908年)とするが年代が合わない。
  3. ^ 『日本紀略』
  4. ^ 『公卿補任』

参考文献[編集]