コンテンツにスキップ

蔣雁行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
蔣雁行
Who's Who in China 3rd ed. (1925)
プロフィール
出生: 1875年光緒元年)
死去: 1941年民国30年)
中華民国北平特別市
出身地: 清の旗 直隷省河間府阜城県
職業: 軍人
各種表記
繁体字 蔣雁行
簡体字 蒋雁行
拼音 Jiǎng Yánxíng
ラテン字 Chiang Yen-hsing
和名表記: しょう がんぎょう
発音転記: ジアン イエンシン
テンプレートを表示

蔣 雁行(しょう がんぎょう)は中華民国の軍人。北京政府直隷派の軍人。賓臣

事績

[編集]

北洋武備学堂卒業後に日本へ留学する。1901年(光緒27年)、陸軍士官学校第1期歩兵科に入学した。卒業・帰国後に、江蘇江北督練公署参議兼陸軍第13協協統に就任する。その後、江北都督、江淮検察使に異動した。

1912年民国元年)、東海荒墾局局長に就任する。1913年(民国2年)8月、江北護軍使に昇進した。1914年(民国4年)、北京政府陸軍訓練総監に異動した。1916年(民国5年)10月、綏遠都統に就任するが、翌年7月に辞任して、いったん引退した。

1920年(民国9年)8月、参謀本部次長に就任し、復帰する。1923年(民国12年)3月、蒙疆善後委員会委員に異動した。民国14年(1925年)10月、呉佩孚の下で14省聯軍総参謀長に任命された。1926年(民国15年)8月、署陸軍総長となる。1927年(民国16年)1月、罷免されて下野した。1931年(民国20年)以降は北平に居住している。

1941年(民国30年)、死去。享年67。

参考文献

[編集]
  • 来新夏ほか『北洋軍閥史 下冊』南開大学出版社、2000年。ISBN 7-310-01517-7 
  • 徐友春主編『民国人物大辞典 増訂版』河北人民出版社、2007年。ISBN 978-7-202-03014-1 
  • 劉寿林ほか編『民国職官年表』中華書局、1995年。ISBN 7-101-01320-1 
 中華民国の旗 中華民国北京政府
先代
潘矩楹
綏遠都統
1916年10月 - 1917年7月
次代
陳光遠
先代
張景恵
陸軍総長(署理)
1926年8月 - 1927年1月
次代
張景恵