続神道大系
表示
続神道大系(ぞくしんとうたいけい)は、神道における古典籍を収めた大叢書。昭和初期に企画されたが途絶。
正編は、財団法人神道大系編纂会編により、1977年(昭和52年)から1994年(平成6年)にかけ出版された。
続編も、同会・神道古典研究所編によって、1995年(平成7年)より2007年(平成19年)にかけ編纂刊行された。
松下幸之助[1]の全面援助を受け、財団事務所は松下電器(現:パナソニック)の関連団体内[2]に置かれた。
沿革
[編集]- 『神道大系』 120巻
- 『続神道大系』 50巻
構成
[編集]- 首編全4卷
- 1 続神道集成 (一) 真壁俊信
- 2 続神道集成 (二) 真壁俊信
- 3 神祗提要 (一) 菊田龍太郎・真壁俊信
- 4 神祗提要 (二) 菊田龍太郎・真壁俊信
- 朝儀祭祀編 全16卷
- 5 侍中群要 渡辺直彦
- 6 一代要記 (一) 石田実洋・大塚統子・小口雅史・小倉慈司
- 7 一代要記 (二) 石田実洋・大塚統子・小口雅史・小倉慈司
- 8 一代要記 (三) 石田実洋・大塚統子・小口雅史・小倉慈司
- 9 歴朝要紀 (一) 神道古典研究会
- 10 歴朝要紀 (二) 神道古典研究会
- 11 歴朝要紀 (三) 神道古典研究会
- 12 歴朝要紀 (四) 神道古典研究会
- 13 歴朝要紀 (五) 神道古典研究会
- 14 歴朝要紀 (六) 神道古典研究会
- 15 歴朝要紀 (七) 神道古典研究会
- 16 歴朝要紀 (八) 神道古典研究会
- 17 歴朝要紀 (九) 神道古典研究会
- 18 歴朝要紀 (十) 神道古典研究会
- 19 歴朝要紀 (十一) 神道古典研究会
- 20 歴朝要紀 (十二) 神道古典研究会
- 神社編 全5卷
- 論説編 全25卷
- 26 習合神道 伊藤聡・門屋温・末木文美士・原克昭・渡辺匡一
- 27 保科正之 (一) 佐藤洋一・真壁俊信
- 28 保科正之 (二) 真壁俊信
- 29 保科正之 (三) 真壁俊信
- 30 保科正之 (四) 真壁俊信
- 31 保科正之 (五) 真壁俊信
- 32 山鹿素行 秋山一実・大野健雄
- 33 元亨釈書和解 (一) 曽根正人
- 34 元亨釈書和解 (二) 曽根正人
- 35 元亨釈書和解 (三) 曽根正人
- 36 先代旧事本紀大成経 (一) 小笠原春夫
- 37 先代旧事本紀大成経 (二) 小笠原春夫
- 38 先代旧事本紀大成経 (三) 小笠原春夫
- 39 先代旧事本紀大成経 (四) 小笠原春夫
- 40 林鵞峯・林鳳岡 国史実録 (一) 小口雅史・真壁俊信
- 41 林鵞峯・林鳳岡 国史実録(二) 小口雅史・真壁俊信
- 42 林鵞峯・林鳳岡 国史実録 (三) 小口雅史・真壁俊信
- 43 徳川斉昭 八洲文藻 (一) 大野健雄
- 44 徳川斉昭 八洲文藻 (二) 大野健雄
- 45 烏伝神道 (一) 末永恵子
- 46 烏伝神道 (二) 末永恵子
- 47 烏伝神道 (三) 末永恵子
- 48 烏伝神道 (四) 末永恵子
- 49 青山延光 国史紀事本末 (一) 真壁俊信
- 50 青山延光 国史紀事本末 (二) 真壁俊信
- 最終巻「続神道大系 総目録」
脚注
[編集]- ^ 昭和50年(1975年)11月に発足時の神道大系編纂会の会長だった。平成20年(2008年)11月に(文部科学省より)解散認可を受けた。
- ^ 財団法人神道大系編纂会は(中略)会長松下幸之助氏の日本人の精神的基盤の構築への強い信念が財界、学界、神社界、その他各界を動かし、格別な御理解と筆舌に尽し難い御協力を得て、『神道大系』、『続神道大系』、付属書(総目録)を合せ・総計171巻の編纂刊行をしました。刊行元の案内より。