竹内靖雄
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竹内 靖雄(たけうち やすお、1935年 - 2011年(平成23年)8月23日)は、日本の経済学者。専門は経済思想史、経済倫理学。成蹊大学名誉教授。
高知県生まれ。東京大学経済学部卒業、同大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。成蹊大学経済学部専任講師、助教授、教授を歴任。
代表的な著書に『正義と嫉妬の経済学』(第1回山本七平賞受賞)、『市場の経済思想』(東京海上各務記念財団最優秀図書賞受賞)がある。
著書
[編集]単著
[編集]- 『マルクスの経済学』(日本評論社,1972年)
- 『経済学の認識』(ダイヤモンド社,1973年)
- 『経済学とイデオロギー―市場経済の論理と倫理』(日本経済新聞社,1976年)
- 『イソップ経済学』(ごま書房,1977年)
- 『競争はなぜ必要か―市場システムの論理』(日本経済新聞社,1978年)
- 『日本型市場社会の知恵』(日本経済新聞社,1981年)
- 『父性なき国家・日本の活路』(PHP研究所,1981年)
- 『経済倫理学のすすめ―「感情」から「勘定」へ』(中央公論社,1989年)
- 『市場の経済思想』(創文社,1991年) <東京海上各務記念財団最優秀図書賞受賞>
- 『正義と嫉妬の経済学』(講談社,1992年) <第1回山本七平賞受賞>
- 『迷信の見えざる手』(講談社,1993年)
- 『日本人の行動文法(ソシオグラマー)―「日本らしさ」の解体新書』(東洋経済新報社,1995年)
- 『国家と神の資本論』(講談社,1995年)
- 『イソップ寓話の経済倫理学―人間と集団をめぐる思考のヒント』(PHP研究所,1995年)
- 『世界名作の経済倫理学』(PHP研究所,1996年)
- 『ミステリの経済倫理学』(講談社,1997年)
- 『賢者と愚者の経済学―イソップ物語に学ぶ新経済学』(ごま書房,1997年)
- 『経済思想の巨人たち』(新潮社,1997年)
- 『「日本」の終わり―「日本型社会主義」との決別』(日本経済新聞社,1998年)
- 『諺で解く日本人の行動学』(東洋経済新報社,1999年)
- 『「脱」宗教のすすめ』(PHP研究所,1999年)
- 『チームの研究―成功と失敗の人間学』(講談社,1999年)
- 『「日本人らしさ」とは何か―日本人の「行動文法(ソシオグラマー)」を読み解く』(PHP研究所,2000年)
- 『国家という迷信―超民営化のすすめ』(日本経済新聞社,2000年)
- 『得する生き方 損する生き方』(東洋経済新報社,2001年)
- 『衰亡の経済学―日本の運命・あなたの運命』(PHP研究所,2002年)
- 『法と正義の経済学』(新潮社,2002年)
- 『あなたも「リーダー」になりなさい』(PHP研究所,2003年)
- 『戦争とゲーム理論の戦略思考』(日本実業出版社,2005年)
共編著
[編集]- (吉冨勝)『玉野井芳郎著作集1 経済学の遺産』(学陽書房,1990年)
訳書
[編集]- C・W・チャーチマン『理性への挑戦』(※『システム科学への挑戦』の改題)(竹内書店,1972年)
- D・ジョナス、D・クライン『幼稚化の時代Ⅰ』(竹内書店,1972年)
- D・ジョナス、D・クライン『幼稚化の時代Ⅱ』(竹内書店,1972年)
- G・ハーディン『サバイバル・ストラテジー』(思索社,1983年)
監修
[編集]- A・ジンバリスト『球界裏・二死満塁―野球ビジネスと金』(同文書院インターナショナル,1993年)