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竜泉寺ダム

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竜泉寺ダム
竜泉寺ダムの堰堤(2010年3月撮影)
所在地 左岸:広島県尾道市木ノ庄町木門田字花ヶ迫
右岸:同じ
位置 北緯34度28分32秒 東経133度08分50秒 / 北緯34.47556度 東経133.14722度 / 34.47556; 133.14722
河川 藤井川水系木門田川
ダム諸元
ダム型式 重力式コンクリートダム
堤高 35.00 m
堤頂長 106.00 m
堤体積 30,000 m3
流域面積 4.7 km2
湛水面積 8 ha
総貯水容量 1,016,000 m3
有効貯水容量 973,000 m3
利用目的 かんがい上水道
事業主体 藤井川沿岸土地改良区
電気事業者 なし
発電所名
(認可出力)
なし
施工業者 フジタ
着手年 / 竣工年 1956年1965年
備考 このダムの完成で1941年建造の二ツ釜池が水没した
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竜泉寺ダム(りゅうせんじダム)は、広島県尾道市木ノ庄町木門田字花ヶ迫にある藤井川水系木門田川に建設されたダムである。

概要

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当地には1941年に建設された貯水池の二ツ釜池があった。しかし、尾道市のある瀬戸内海地方は日本国内でも降水量の少ない気候であり慢性的に水不足であった。1955年の大干ばつを機に貯水池の能力増強のためダムが建設する事になり、農業用水と尾道市および向島因島などの島嶼部の生活用水確保の為、1962年10月に起工し、1965年6月に完成した。

周辺

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堰堤が中国自然歩道のコースになっているほか、近くには山陽自動車道があり、貯水池から橋脚がみえる。

関連事項

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外部リンク

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