神津善三郎
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神津 善三郎(こうづ ぜんざぶろう、1919年12月31日 - 2002年5月15日)は日本の教育学者。専門は日本教育史。
長野県北佐久郡志賀村(現佐久市)生まれ、同郡小諸町(現小諸市)出身。旧制上田中学(現長野県上田高等学校)を経て、1944年慶應義塾大学文学部卒業。長野県短期大学(現長野県立大学)講師をへて、1961年教授、1976年学長就任。1984年長野大学学長に就任。1961年教育学博士(慶應義塾大学)(論文タイトルは『近代日本における義務教育の就学に関する研究:長野県における学齢期勤労児童の場合』[1])
長野県地方自治研究センター理事長やコープながの理事長を歴任した。1993年勲三等旭日中綬章。
著書
[編集]- 「明治期における製糸工女の教育にかかわる諸問題」 長野県短期大学紀要 第24号、1969年
- 「教育哀史 子守・工女・半玉の学校」銀河書房、1974年
- 「近代日本における義務教育の就学に関する研究」 銀河書房、1978年
- 「蔑まれた簡易小学校 貧人小学の行方」銀河書房、1993年
参考文献
[編集]- 『長野県人名鑑』信濃毎日新聞社、1974年
- 「現代への視覚 神津善三郎博士還暦記念」長野県短期大学人文社会研究会 1980年
脚注
[編集]- ^ 国立国会図書館. “博士論文『近代日本における義務教育の就学に関する研究 : 長野県における学齢期勤労児童の場合』”. 2023年4月9日閲覧。
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