夜田わけい

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夜田 わけいやだ わけい
ペンネーム 夜田 わけいやだ わけい
言語 日本語
教育 静岡大学農学部
アルバータ大学
ジャンル 詩、小説、SF
公式サイト https://www.resume.id/wakei_yada
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(やだ わけい)は、日本作家

経歴[編集]

新潟県に生まれ、神奈川県横浜市に育つ。静岡大学農学部環境森林科学科卒業。在学中にカナダアルバータ大学に留学し、哲学と森林学を聴講[1]

2019年11月に行われた第五回中国国際科幻大会で、「100年後の成都」SFコンテストの特別賞を受賞した[2][3]

作品[編集]

  • エターナロイド
初出はLINEノベル。続編の『エターナロイド:リメンバー』は青春小説大賞の最終候補になった[4]。その後、その続編『エターナロイド∮アッチェレランド:||』と3つまとめて1つにした書籍版を電子(2020年12月)、紙版(2022年2月 ISBN 979-8750309344)と出版。
  • パレット上の戦火
noteのWEB連載。2021年6月〜2022年4月まで連載[5][6]
SFファンジンの空想科學小説コンテストで最終候補に残っており、その作品は『2100』へと結実した[7][8][9]

その他、電子書籍としてチャかシズムを刊行している[10]

蟲医シリーズも出版している。

書籍掲載[編集]

  • 詩と思想(土曜美術社出版)
    • 「道」掲載(2016年8月号)
    • 「Bから始まる音」掲載(2017年3月号) 
  • 『詩と思想詩人集2017』に「海が細胞分裂する」掲載(2017年8月)
  • SFファンジンに写真詩「Der Schnelle Spuk」掲載(2017年7月、61号)
  • 詩と思想の特集「地域からの発信――前橋」に『詩人の聖地前橋――ヒツクリコ ガツクリコ展を訪れて――』寄稿(2018年4月号)[11]
  • 詩と思想『風の広場』(2020年11月)[12]

翻訳[編集]

  • Tokyo Poetry Journal Vol.4に「ヒョウカ、ライガイ」の英訳掲載(抄訳、翻訳はAndrew Campana、2017年)[13]

編集協力[編集]

参考文献[編集]

  1. ^ 本人のRESUME”. 2021年1月23日閲覧。
  2. ^ 藤井太洋さんのツイート”. 2021年1月23日閲覧。
  3. ^ 100年后的成都啥模样?科幻作品让人脑洞大开!”. 2021年1月23日閲覧。
  4. ^ もう発表があったので言いますが… 本人Twitter”. 2021年3月22日閲覧。
  5. ^ UMA CREW PROJECT (2021年6月9日). “探検日誌:【パレット上の戦火】のこと”. 2021年7月23日閲覧。
  6. ^ 【パレット上の戦火】 あとがき” (2022年4月22日). 2023年1月21日閲覧。
  7. ^ SFファンジン62号、185〜221ページ
  8. ^ SFファンジン63号、291〜312ページ
  9. ^ SFファンジン64号、136〜154ページ
  10. ^ 【チャかシズム】”. 2023年1月21日閲覧。
  11. ^ 詩と思想ページ”. 土曜美術社出版 (2018年3月29日). 2021年3月22日閲覧。
  12. ^ 『詩と思想』p164-168,(2020年11月)
  13. ^ Tokyo Poetry Journal Vol.4、90-92ページ

外部リンク[編集]