「イベントデータレコーダー」の版間の差分

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*[http://www.mrhm.co.jp/roadrview/dr965rv/ 車両事故時記録カメラRoadViewPRO](オフィシャル)
*[http://www.mrhm.co.jp/roadrview/dr965rv/ 車両事故時記録カメラRoadViewPRO](オフィシャル)
*[http://www.driverec.com/ ドライブレコーダー普及活用プロジェクト](オフィシャル)
*[http://www.driverec.com/ ドライブレコーダー普及活用プロジェクト](オフィシャル)
*[http://store-mix.info/dora/index2.html/ ドライブレコーダー活用の意味]


==関連項目=
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2006年11月27日 (月) 18:38時点における版

ドライブレコーダー(ウィットネス)を装着しているタクシー(日の丸交通

イベントデータレコーダーEDR; Event Data Recoder, ドライブレコーダーとも)は、交通事故に関する情報を記録するために自動車に設置される装置である。

衝突事故の前後に自動車の挙動がどうだったか、公的な機関が判断するのを助けるためにこの装置を回収することできる。 EDRは、警察車両や商用トラックに搭載されている音声テープレコーダービデオカメラより、むしろ航空機に使われるような「ブラックボックス」のような単純で衝撃耐性が高いRAMデバイスなどに用いられる用語である。

様々な形態のEDRがあり、それぞれ多くの特許が存在する。 衝突までの数分間を記録しオーバーライトしながらデータを記録し続けるもの、速度か角運動量における急変などの衝突と似たような事象によって動作開始されるもの、交通事故が終わるまで記録し続けるものなどがある。 EDRは、ブレーキが使用されたかどうか、衝撃、ハンドル操作時点の速度とシートベルトがクラッシュの間に締められたかどうか記録することができる。 事故現場で回復されるまで情報を保持するタイプもあれば、データを無線で当局(警察や保険会社など)に送ることができるタイプもある。

現在アメリカ合衆国には、国家道路交通安全局 (National Highway Traffic Safety Administration) がEDRの統一規格を開発し、全ての新車にそのEDRの装着を義務づけるように働きかけている(ロビー活動)グループもある。 まだアメリカ国内法でそうするのが必要ではなかったが、いくつかのメーカーが自発的にEDRの装着を始めた。 2003年の時点で、EDRを装備している車両が少なくとも4000万台あった。

日本国内では、一部のタクシー車両に導入され、事故防止を目指した自社啓発のために利用されている。個人でも自家用車に装着する人がわずかにいる。ただ、国土交通省が導入を推進しているものの、現行の法律では裁判の証拠とはされないために普及はそれほど進んでいない。


なお、映像記録式のEDRの中にはLED式信号機の発光タイミングと同調して信号機の点灯色が記録されない場合がある。なお電源周波数が60Hzの西日本にこの傾向がある。

外部リンク

=関連項目

交通事故自動記録装置