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'''イミプロリン'''(Imiprothrin)は、合成[[ピレスロイド]]系の[[殺虫剤]]の1種である。室内用の殺虫剤製品の成分として含まれていることがある<ref name=EPA/>。[[ヒト]]に対する急性毒性は低いのに対して<ref name=EPA/>、[[昆虫]]には[[神経毒]]として作用し、[[麻痺]]を引き起こす。なお[[引火点]]は110℃である。
'''イミプロリン'''(Imiprothrin)は、合成[[ピレスロイド]]系の[[殺虫剤]]の1種である。室内用の殺虫剤製品の成分として含まれていることがある<ref name=EPA/>。[[ヒト]]に対する急性毒性は低いのに対して<ref name=EPA/>、[[昆虫]]には[[神経毒]]として作用し、[[麻痺]]を引き起こす。なお[[引火点]]は110℃である。


== 出典 ==
== 出典 ==

2020年10月4日 (日) 09:08時点における版

イミプロトリン[1][2]
識別情報
CAS登録番号 72963-72-5 チェック
PubChem 123622
ChemSpider 110211
特性
化学式 C17H22N2O4
モル質量 318.37 g mol−1
密度 0.979 g/mL
危険性
Rフレーズ R22 R50
Sフレーズ S61
引火点 110 °C (230 °F; 383 K)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

イミプロトリン(Imiprothrin)は、合成ピレスロイド系の殺虫剤の1種である。室内用の殺虫剤製品の成分として含まれていることがある[2]ヒトに対する急性毒性は低いのに対して[2]昆虫には神経毒として作用し、麻痺を引き起こす。なお引火点は110℃である。

出典

  1. ^ Imiprothrin at Sigma-Aldrich
  2. ^ a b c Pesticide Fact Sheet, U. S. Environmental Protection Agency