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2020年4月1日 (水) 23:58時点における版
伊那木曽連絡道路(いなきそれんらくどうろ)は、長野県伊那市と木曽郡木曽町を結ぶ全長約20 kmの地域高規格道路。
1994年12月16日計画路線に指定された。国道361号の車両通行不能区間の解消と伊那地域と木曽地域の交流を目的として建設が進められている。
2006年2月4日の権兵衛峠道路および姥神峠道路の姥神トンネル以東区間の開通により、主要部が全通し、伊那・木曽間の通年通行が可能となった。
この道路は大きく分けて2つの道路から構成されている。
平成7年4月28日に整備区間指定された。約4.5 kmを権兵衛トンネルが占め、トンネルは2003年11月に貫通した。2006年2月4日に開通。
- 姥神峠道路 塩尻市 - 木曽町日義(宮ノ越)(延長8.1km)
平成7年8月23日に整備区間指定され、約1.8 kmを姥神トンネルが占める。トンネル部分のみ2002年12月に他区間に先行して供用開始され、トンネル以東4.6 km区間も権兵衛峠道路にあわせて開通している。トンネル以西3.5 km区間は平成13年12月18日に整備区間指定されたが、工事は未着工。権兵衛峠道路開通の際に、同区間の代用として並行する現道が拡幅改修された。整備主体である長野県の財政が厳しい状況に置かれているため、このまま整備が凍結されることも危惧されている。
2006年2月4日の主要部全通により、これまで約1時間30分かかっていた伊那市 - 木曽町間が約45分で結ばれた。更に全区間の整備が完成すれば、約30分で結ばれることになる。
概要
- 起点 : 長野県伊那市
- 終点 : 長野県木曽町日義
- 全長 : 約20 km
- 道路幅員
- 一般部・橋梁部 : 10.5 m
- トンネル部 : 9.5 m
- 車線数 : 2車線
- 車線幅員 : 3.5 m