関榮一

関 榮一（せき えいいち、1947年8月13日 - ）は日本の実業家。国内信販代表取締役社長、楽天KC代表取締役会長、ポラリス・キャピタル・グループ特別顧問、クリーンサアフェイス技術取締役会長、関東運輸取締役会長、淀川変圧器取締役会長、総合メディカル取締役等を歴任。

人物・経歴

富山県婦中町（現富山市）で歯科医師の両親のもとに生まれる。富山大学教育学部附属小学校、富山大学教育学部附属中学校、富山県立富山中部高等学校を経て、一橋大学商学部卒業。1971年株式会社日本興業銀行（現株式会社みずほ銀行）入行。1993年ロンドン支店副支店長。1999年営業第7部長。2000年執行役員福岡支店長。2002年株式会社みずほ銀行常務執行役員。

2003年から国内信販株式会社で同社の再建にあたり、企画開発本部顧問、常務取締役執行役員、代表取締役副社長を経て、2005年には代表取締役社長に就任。楽天との包括提携を実現し、国内信販の楽天グループ入りを主導した。2006年にはクレジットカード事業及びファイナンス事業に集中するため、オリエントコーポレーションにクレジット事業を事業譲渡した。楽天KC株式会社代表取締役社長、代表取締役会長を歴任。楽天カード、楽天KCカード、HOME'S楽天KCカードなどの発行を行い、世界初のネット型クレジットカード事業をてがけた。2008年、兼楽天株式会社執行役員。2009年兼イーバンク銀行（現楽天銀行）取締役、2010年兼楽天銀行監査役。

2011年からポラリス・キャピタル・グループ株式会社特別顧問を務め、クリーンサアフェイス技術株式会社取締役会長、関東運輸株式会社取締役会長、淀川変圧器株式会社取締役会長などとして企業価値向上にあたった。2011年総合メディカル株式会社顧問。2013年株式会社イノーバ監査役。2016年総合メディカル株式会社取締役。