「酢酸カーミン溶液」の版間の差分
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* [http://rika-net.com/contents/cp0100a/contents/4820/4820.html 酢酸オルセイン液、酢酸カーミン液 理科ねっとわーく(一般公開版)] - 文部科学省 国立教育政策研究所 |
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2017年10月3日 (火) 17:59時点における版
酢酸カーミン溶液(さくさんカーミンようえき)は顕微鏡観察に際し、細胞核や染色体の染色に用いる赤色の染色固定剤。45%酢酸水溶液を煮沸し、そこに塩基性色素であるカーミンを加えて飽和させ、さらに鉄イオンを含む物質を微量加えて作る。生物の細胞にこの溶液を加えると、まず酢酸によって固定が起こり、負に荷電した核や染色体に、正に荷電したカーミンが吸着して赤く染まる。鉄イオンは媒染剤としての効果がある。同様なDNA染色法として酢酸オルセイン染色法があるが、それに比べて生細胞の核が染色されやすいとされる。
アセトカルミン(acetocarmine)溶液とも呼ぶ。
中学校での実験では、染色に酢酸オルセイン溶液や酢酸ダーリア溶液も使用されることがある。
関連項目
外部リンク
- 酢酸オルセイン液、酢酸カーミン液 理科ねっとわーく(一般公開版) - 文部科学省 国立教育政策研究所