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入江杏子(いりえ きょうこ、1927年- )は、日本の女優。檀一雄『火宅の人』の恵子のモデル。
大阪生まれ。父は大阪毎日新聞の記者・入江邦太郎。本名・久恵。福岡高等女学校卒。1947年、檀一雄が福岡で設立した劇団・珊瑚座で檀と知り合う。舞台芸術学院をへて、1951年劇団民芸附属演技研究所に入り、56年同劇団入団[1]。1956年8月、青森県蔦温泉に檀とともに行き、帰京後同棲する。57年2月、檀と浅草千束町のマッサージ屋の二階に転居[2]。75年、檀と死別。
舞台
- 1956「最後の人びと」(ゴーリキー)リュボーフィ
- 1956「アンネの日記」(ハケット夫妻脚色)姉マルゴット、のち母エディス
- 1957「セールスマンの死」(アーサー・ミラー)妻リンダ
- 1973「かさぶた式部考」(秋元松代)
- 1991-「精霊流し」(岡部耕大)おばば
- 1993「君はいま、何処に」(小島政二郎原作、砂田量爾脚本)お清
- 「草文」(石牟礼道子)一人芝居
映画
テレビドラマ
- 雨ニモマケズ 1957
- 手 1958
- 船っ子先生 1965
- ありがとう (テレビドラマ) 1970
- 俺たちの朝 1976-77
- 風と雲と虹と 1976
- 白い秘密 1976
- 雲を翔びこせ 1978
著書
- 『檀一雄の光と影 「恵子」からの発信』文藝春秋 1999