「巻貝」の版間の差分
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大半の[[動物]]は左右対称か点対称であるが、巻貝は螺旋状であり対称でない。ただし、一部の完全平巻きのものは左右対称になる。 |
大半の[[動物]]は左右対称か点対称であるが、巻貝は螺旋状であり対称でない。ただし、一部の完全平巻きのものは左右対称になる。 |
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巻貝には左巻きと右巻きがいる。時計回りが右巻き、反時計回りが左巻きである。見分け方の一つに、巻き貝のとがった方を上に向け、殻の入り口が見えるように持ったとき、殻の口が向かって右側に見えるのが右巻き、左側に見えるのが左巻きである。 |
巻貝には[[右巻き、左巻き|左巻き]]と[[右巻き、左巻き|右巻き]]がいる。時計回りが右巻き、反時計回りが左巻きである。見分け方の一つに、巻き貝のとがった方を上に向け、殻の入り口が見えるように持ったとき、殻の口が向かって右側に見えるのが右巻き、左側に見えるのが左巻きである。 |
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巻く方向は、種によって決まっているのが普通である。9割の種が右巻きと言われているが、理由はよくわかっていない。[[カタツムリ]]の多くは右巻きであるが、一部に左巻きの種がある。また、左右両巻の種も存在する。左右両巻きの種では内臓の配置も左右逆になっている。巻く方向は1個の[[遺伝子]]か強く連鎖する複数個の遺伝子によって決定される。左右両巻きの種は[[発生]]段階から左右逆になっているのが通説であったが、そうではないという示唆もある。 |
巻く方向は、種によって決まっているのが普通である。9割の種が右巻きと言われているが、理由はよくわかっていない。[[カタツムリ]]の多くは右巻きであるが、一部に左巻きの種がある。また、左右両巻の種も存在する。左右両巻きの種では内臓の配置も左右逆になっている。巻く方向は1個の[[遺伝子]]か強く連鎖する複数個の遺伝子によって決定される。左右両巻きの種は[[発生]]段階から左右逆になっているのが通説であったが、そうではないという示唆もある。 |
2006年6月6日 (火) 08:35時点における版
?巻貝 | ||||||
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分類 | ||||||
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巻貝(巻き貝、まきがい)は、いくつかの総称を含む。
- 腹足綱に属する軟体動物の総称。
- 腹足綱 前鰓亜綱に属する軟体動物の総称。
- 腹足綱に属する軟体動物で貝殻をもつ生物の総称(1からアメフラシやウミウシなどの後鰓亜綱とナメクジを除く)。
- 腹足綱に属する軟体動物で螺旋状の貝殻をもつ生物の総称(3からカサガイやアワビなどを除く)。
- 服足類でないが、頭足類の一部に巻き貝を形成するもの。
または、それら軟体動物の貝殻を指す。頭足類に含まれる巻き貝状の殻を形成するものは、殻の方に本体とは別の名を持つものがある(カイダコ→アオイガイ・フネダコ→タコブネ)。
巻きの方向
大半の動物は左右対称か点対称であるが、巻貝は螺旋状であり対称でない。ただし、一部の完全平巻きのものは左右対称になる。
巻貝には左巻きと右巻きがいる。時計回りが右巻き、反時計回りが左巻きである。見分け方の一つに、巻き貝のとがった方を上に向け、殻の入り口が見えるように持ったとき、殻の口が向かって右側に見えるのが右巻き、左側に見えるのが左巻きである。
巻く方向は、種によって決まっているのが普通である。9割の種が右巻きと言われているが、理由はよくわかっていない。カタツムリの多くは右巻きであるが、一部に左巻きの種がある。また、左右両巻の種も存在する。左右両巻きの種では内臓の配置も左右逆になっている。巻く方向は1個の遺伝子か強く連鎖する複数個の遺伝子によって決定される。左右両巻きの種は発生段階から左右逆になっているのが通説であったが、そうではないという示唆もある。
類似の構造
巻き貝に似た構造を持つものに、以下のようなものがある。
(参考リンク [[1]])