「松宮隆行」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Gurihama (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
Gurihama (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
47行目: 47行目:
||[[ハーフマラソン]]||1時間01分32秒||[[山口市]]([[日本]])||2005年3月13日||
||[[ハーフマラソン]]||1時間01分32秒||[[山口市]]([[日本]])||2005年3月13日||
|-
|-
||30 km||1時間28分00秒||[[熊本市]](日本)||2005年2月27日||世界歴代3位
||30 km||1時間28分00秒||[[熊本市]](日本)||2005年2月27日||世界記録
|-
|-
||マラソン||2時間09分14秒||[[東京都]](日本)||2013年2月24日||
||マラソン||2時間09分14秒||[[東京都]](日本)||2013年2月24日||

2013年3月15日 (金) 06:35時点における版

松宮隆行 Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム 松宮隆行
国籍 日本の旗 日本
種目 長距離走
所属 コニカミノルタ
生年月日 (1980-02-21) 1980年2月21日(44歳)
生誕地 秋田県鹿角市
身長 163cm
体重 49kg
自己ベスト
5000m 13分13秒20
10000m 27分41秒75
ハーフマラソン 1時間01分32秒
マラソン 2時間09分14秒
編集 テンプレートのヘルプを表示する

松宮 隆行(まつみや たかゆき、1980年2月21日 - )は日本の男子陸上競技長距離走マラソン)選手。コニカミノルタ陸上競技部所属。秋田県鹿角市出身、秋田県立花輪高等学校卒業。2008年北京オリンピック男子長距離トラック日本代表。男子5000m日本記録保持者。30km競走の前世界記録保持者である。

双子に同じコニカミノルタ所属の松宮祐行(2012年4月より日立物流に移籍)がおり、兄弟ともに広島カープファンである。また花輪高校の先輩には、1993年世界陸上選手権女子マラソン金メダリストの浅利純子2001年世界陸上選手権男子マラソン代表の高橋健一らがいる。

略歴・人物

2006年(第90回)から2008年(第92回)まで、日本陸上競技選手権大会の男子5000mおよび10000mを3年連続2種目制覇した男子長距離トラックの日本チャンピオンである。卓越したスピードからロングスパートを仕掛け、先手を打って封じ込めるスタイルを持つ。2007年には世界陸上選手権大阪大会の日本代表に選出されたが、5000m予選で15着に終わり決勝進出はならなかった。2008年には北京オリンピック日本代表(他男子長距離代表は早稲田大学竹澤健介)に選出。10000m決勝では中盤のペースアップについていけず31位、5000m予選では左足の靴が脱げ裸足で走るアクシデントもあり13着で予選敗退に終わった。

2003年2月熊日30キロロードレースを優勝、1時間28分36秒の世界最高記録をマークした。2004年1月にはIAAF(国際陸上競技連盟)がマラソンをはじめとするロード記録を世界記録として公認すると発表し、松宮の記録は世界記録となった。2005年2月の熊日30キロロードレースでは2年ぶり2度目の優勝を飾り、1時間28分00秒をマーク。世界記録を36秒更新している。その後マラソンにおける30km通過タイムをも世界記録として公認する変更があり、松宮の記録はハイレ・ゲブレセラシェにより11秒更新された。2007年7月、ベルギーナイトオブアスレチックス5000mに出場し5位、13分13秒20をマークし高岡寿成の持つ日本記録を0秒20更新した。

2010年12月、福岡国際マラソンでは2時間10分54秒で日本人トップの3位に入ったが、翌2011年開催の世界陸上大邱大会男子マラソンの内定条件(2時間9分30秒未満)には届かず、世界陸上大会で自身初の男子マラソン代表は惜しくも逃した。

自己記録

種目 記録 場所 日付 備考
3000m 7分53秒52 タリンエストニア 2003年7月30日
5000m 13分13秒20 フースデン‐ゾルデルベルギー 2007年7月28日 日本記録
10000m 27分41秒75 カリフォルニアアメリカ合衆国 2008年5月4日 日本歴代5位
ハーフマラソン 1時間01分32秒 山口市日本 2005年3月13日
30 km 1時間28分00秒 熊本市(日本) 2005年2月27日 元世界記録
マラソン 2時間09分14秒 東京都(日本) 2013年2月24日

関連項目

外部リンク

先代
高岡寿成
5000m日本記録
13分13秒20
次代
-