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'''迦陵頻 |
'''迦陵頻伽'''（かりょうびんが、'''迦陵頻迦'''とも。）は[[仏教]]における想像上の生物で[[サンスクリット]]の kalavinka の音訳。[[極楽浄土]]で美声にて[[仏法]]を説くとされ、'''妙音鳥'''とも意訳される。[[インド]]の[[仏教美術]]には人頭鳥身で現れるが、[[日本]]の仏教美術では有翼の[[菩薩]]形の上半身に鳥の下半身の姿で描かれてきた。 |
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一般に迦陵頻 |
一般に迦陵頻伽が描かれていれば、その図像は[[浄土]]を表現していることを意味し、同時にそれによって[[如来]]の教えをたたえることを意図する。 |
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[[雅楽]]に[[仏供養]]に際して迦陵頻 |
[[雅楽]]に[[仏供養]]に際して迦陵頻伽の舞を表現する演目として[[迦陵頻]]（かりょうびん）があり、[[胡蝶舞]]と対で舞われた。 |
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2006年1月24日 (火) 19:36時点における版
迦陵頻伽（かりょうびんが、迦陵頻迦とも。）は仏教における想像上の生物でサンスクリットの kalavinka の音訳。極楽浄土で美声にて仏法を説くとされ、妙音鳥とも意訳される。インドの仏教美術には人頭鳥身で現れるが、日本の仏教美術では有翼の菩薩形の上半身に鳥の下半身の姿で描かれてきた。
一般に迦陵頻伽が描かれていれば、その図像は浄土を表現していることを意味し、同時にそれによって如来の教えをたたえることを意図する。