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2012年6月15日 (金) 16:46時点における版
OPERA(Oscillation Project with Emulsion-tRacking Apparatus、写真乳剤飛跡検出装置によるニュートリノ振動検証プロジェクト)は、CERNからグラン・サッソへの732km長基線ニュートリノ・ビームラインを使用し、ミューニュートリノから変化したタウニュートリノの出現でニュートリノ振動を検証するための実験。2010年5月31日にタウニュートリノ反応の第一例目の検出に成功したと発表[1][2]。2011年9月22日にはニュートリノが光速で予測されるより60.7ナノ秒 (統計誤差: ± 6.9ナノ秒、系統誤差: ± 7.4ナノ秒) 早く到達しているという結果を報告した(あらゆる誤差を排除した上での事実であれば特殊相対性理論の拡張が必要となる)。
関連項目
- ニュートリノ振動
- スーパーカミオカンデ
- 富士フイルムホールディングス - 写真乾板製造メーカー
- 戸塚洋二
外部リンク
脚注
- ^ “ニュートリノ振動を初確認 日本も参加の国際実験”. 47NEWS (共同通信). (2010年5月31日) 2010年6月1日閲覧。
- ^ “ニュートリノ振動、初の直接観測…質量裏付け”. YOMIURI ONLINE (読売新聞). (2010年6月1日) 2010年6月1日閲覧。