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2011年4月18日 (月) 17:00時点における版
ネコヤナギ | |||||||||||||||||||||
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ネコヤナギの花穂(雄花)
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Salix gracilistyla | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
ネコヤナギ(猫柳) |
ネコヤナギ(猫柳、学名:Salix gracilistyla)はヤナギ科ヤナギ属の落葉低木。山間部の渓流から町中の小川まで、広く川辺に自生する、ヤナギの一種である。
解説
北海道〜九州までの河川の水辺で見られ、早春に川辺で穂の出る姿は美しいものである。他のヤナギ類の開花よりも一足早く花を咲かせることから、春の訪れを告げる植物とみなされる。他のヤナギ類よりも水際に生育し、株元は水に浸かるところに育つ。根本からも枝を出し、水に浸ったところからは根を下ろして株が増える。葉は細い楕円形でつやがない。初夏には綿毛につつまれた種子を飛ばす。
花期は3〜4月。雌雄異株で、雄株と雌株がそれぞれ雄花と雌花を咲かす。高さは3mほど。
銀白色の毛で目立つ花穂が特徴的であり、「ネコヤナギ」の和名はこれをネコの尾に見立てたことによる。花穂は生け花にもよく用いられる。
ネコヤナギの樹液もカブトムシやクワガタムシ、カナブン、スズメバチの好物である。