「然別川」の版間の差分

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== 地理 ==
== 地理 ==
北海道[[河東郡]][[鹿追町]]と[[上士幌町]]の境に位置する[[然別湖]]に源を発し、東大雪[[ウペペサンケ山]](標高1,848 m)より発した[[シイシカリベツ川]]を合わせる。[[十勝平野]]を南へ流れ、[[音更町]]南部の[[帯広市]]との境界で本流の十勝川に[[合流]]する。然別湖からシイシカリベツ川合流点までは'''トウマベツ川'''とも呼ばれている。
北海道[[河東郡]][[鹿追町]]と[[上士幌町]]の境に位置する[[然別湖]]に源を発し、東大雪[[ウペペサンケ山]](標高1,848 m)より発した[[シイシカリベツ川]]([[アイヌ語]]で『然別川の本流』の意)を合わせる。[[十勝平野]]を南へ流れ、[[音更町]]南部の[[帯広市]]との境界で本流の十勝川に[[合流]]する。然別湖からシイシカリベツ川合流点までは'''トウマベツ川'''(アイヌ語で『湖に入る川』の意)とも呼ばれている。
== 名前の由来 ==
== 名前の由来 ==
[[アイヌ語]]の「シ・カリ・ペツ」(自分を回す川)より。水源の然別湖を流れ出てから南に直進するのではなく、大きく東に曲流するさまが特徴的ゆえに命名された<ref>[[山田秀三]]著『北海道の地名』[[海道新聞社]]、1984年、ISBN 9784893633217</ref>。
[[アイヌ語]]の「シ・カリ・ペツ」(自分を回す川)より。水源の然別湖を流れ出てから南に直進するのではなく、大きく東に曲流するさまが特徴的ゆえに命名された<ref>[[山田秀三]]著『北海道の地名』[[海道新聞社]]、1984年、ISBN 9784893633217</ref>。


== 流域の自治体 ==
== 流域の自治体 ==

2011年1月26日 (水) 16:23時点における版

然別川
然別湖(手前側)から流れ出る然別川
水系 一級水系 十勝川
種別 一級河川
延長 67 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 652 km²
水源 然別湖鹿追町
水源の標高 810 m
河口・合流先 十勝川音更町帯広市
流域 北海道十勝総合振興局管内
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然別川(しかりべつがわ)は、北海道十勝総合振興局管内を流れる十勝川水系十勝川支流の一級河川である。

地理

北海道河東郡鹿追町上士幌町の境に位置する然別湖に源を発し、東大雪ウペペサンケ山(標高1,848 m)より発したシイシカリベツ川(アイヌ語で『然別川の本流』の意)を合わせる。十勝平野を南へ流れ、音更町南部の帯広市との境界で本流の十勝川に合流する。然別湖からシイシカリベツ川合流点まではトウマベツ川(アイヌ語で『湖に入る川』の意)とも呼ばれている。

名前の由来

アイヌ語の「シ・カリ・ペツ」(自分を回す川)より。水源の然別湖を流れ出てから南に直進するのではなく、大きく東に曲流するさまが特徴的ゆえに命名された[1]

流域の自治体

北海道
河東郡上士幌町鹿追町音更町帯広市

支流

脚注

  1. ^ 山田秀三著『北海道の地名』北海道新聞社、1984年、ISBN 9784893633217