「デヴィッド・ザナトス」の版間の差分

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==戦闘能力==
==戦闘能力==
普通の人間ながら柔道などを得意としており格闘能力は高いものの純粋な戦闘能力はエリサにも劣っている。ガーゴイル達と戦う際には自らが開発したスカイガーゴイルを装着し戦いに臨む。得意の柔道の試合では妊娠中のフォックスを圧倒していたものの敗れその後、実は実力はフォックスにも劣ることが判明した。
普通の人間ながら柔道などを得意としており格闘能力は高いものの純粋な戦闘能力はエリサにも劣っている。ガーゴイル達と戦う際には自らが開発したスカイガーゴイルを装着し戦いに臨む。得意の柔道の試合では妊娠中のフォックスを圧倒していたものの敗れその後、実は実力はフォックスにも劣ることが判明した。

==ザ・パック(The Pack)==
元はテレビのヒーローショーに出演するヒーロー達だったが、ザナトスの司令を受けてガーゴイルを倒そうとする集団となった。ゴライアスとレキシントンとの戦いで無関係な人々を巻き込んだ罪で逮捕されてしまい犯罪者に落ちぶれた。後に、3人がサイボーグとなる。ザナトスは一人一人を趣味のチェスの駒と考えている。

;ウルフ/[[ルーク]]
(声 - [[西前忠久]]/英 - [[クランシー・ブラウン]])
:本名不明。ザ・パックのメンバーでザナトスが言うにはチェスのルークに当てはまるという。元はテレビヒーローだったが事情により後にガーゴイル達と敵対する。実はバイキング族長ヘイコンの遠い子孫である。
;サイバーウルフ
:ガーゴイル達に勝てないことを知ったウルフが、恐らくセバリアスに改造を受け自らをサイボーグ化した姿。外見は狼男のような姿となりかなりの怪力を誇るが怪力のみに頼っており全く武装を施していないうえに長所である怪力もゴライアスに及ばないため強さはサイバーハイエナやサイバージャッカルに劣る。3人の中で最も機械化が進んでいる。感情が高ぶると頭部及び顔の形状が変化する。最後は亡霊ヘイコンが乗り移った斧と共にゴライアスとハドソンに最後の戦いを挑むが、スクラップ置き場での一騎打ちの末にゴライアスに敗北し車の下敷きとなった後ゴライアスに救出されるが、その後の消息は不明。コミック版では後に超ザ・パックの一員として再びマンハッタン一族に戦いを挑む。3人の中でもっとも体が機械化されている。ヘイコンの子孫であるためゴライアスとデモーナにとっては因縁の相手である。
;ヘイコン
:ワイバーン城を落城させたバイキングの族長で、ウルフの遠い先祖。後に亡霊ヘイコンとなってゴライアス、ハドソンと対決しハドソンに斧を破壊され封印される。コミック版ではミノタウロスゴライアスに強制成仏させられた。
;ジャッカル/[[ビショップ]]
:本名不明。ザ・パックのメンバーの1人でハイエナの兄。ザナトスによるとチェスの駒でいうビショップに該当する。普段はハイエナと共に宝石強盗をやっていたが、後にサイボーグ化。普段は爪型の武器を使用する。ブロードウェイに敗れた後の消息は不明。
;サイバージャッカル
:ジャッカルが自らをサボーグ化した姿。両手の爪の他に全身にミサイルや火炎放射器などを装備している上に全身が伸縮自在である。背中にはジェットエンジンが装備されているため自由自在に飛行が可能。しかし、両腕の関節などはかなり脆く捥げやすい弱点がある。後にサイバーハイエナと共にメンテナンスでバージョンアップし完全防水となったため水を浴びても錆びることがなくなったため入浴も可能となった。
;アヌビスジャッカル
:ジャッカルが死を司る神であるアヌビスを取り込んで強化変身した姿。サイボーグと古代の神の合体で恐ろしい戦闘能力を誇っている。武器は右目から放射する黒い煙でこの煙は物体や物質やバリアーや実体を持たない相手にも効果を発揮し相手をミイラ状態に老化させたり、魔法の効果もありサイバーウルフを猫にサイバーハイエナを赤ん坊に変えてしまった。さらに、機械にも有効らしくロボットであるコヨーテ3.0も一撃で大破させてしまっている。しかし、自身の戦闘能力自体はそれほど高くなく単純な戦闘能力はゴライアスに劣る。この煙を放射し続ければ数分で地球を滅ぼすことも可能である。ただし、この黒い煙も不死身であるデモーナには効果がないようである。
;ハイエナ/2代目[[クイーン]]
:本名不明。元はテレビヒーローのザ・パックだったが後に連続宝石強盗に成り下がった。初代クイーンのフォックスが脱退したため、ザナトスによりクイーンの称号を受け継いだ。ジャッカルの妹である。普段はジャッカル同様に爪型の武器を使用する。
;サイバーハイエナ
:ハイエナがサイボーグ化した姿。鋭い両手の爪の他にミサイルや火炎放射器など全身にジャッカル以上の武器を装備しており、さらにジャッカルを上回る体術を武器に戦う。背中にはジェットエンジンが装備されており自在に飛行が可能。飛行能力も高い。その他クモのように全身の形状を変化させたり全身の関節を全て外すこともできボール状になって攻撃することも可能。サイバージャッカル同様にメンテナンスにより完全防水になったため水に入っても錆びることはない。最後は初代クイーンである、フォクスとの一騎打ちに敗北する。その後の消息は不明。
;フォックス・ザナトス(fox xanatos)(旧姓レナード)/初代[[クイーン]]
(声 - [[小池亜希子]]/英 - [[ローラ・サン・ジャコモ]])
:ザ・パックの元リーダーで後にザナトスの妻となりアレクサンダーの母親となる。自らチェスのクイーンを自称し、ゴライアスの親友の1人でもある。本名もフォックスである。[[ヘリコプター]]の操縦免許も持っておりザナトスのヘリの専属のパイロットも務めている。操縦は得意らしく妊娠中にも操縦している。父親はレナードで神の一種であるティタニアを母親に持ち神の一種とのハーフであるため魔術も使えた。サイバーハイエナとサイバージャッカルとの最終決戦時に特殊スーツを装着した際には夫のザナトスが変身するスカイガーゴイルのそれとは比べ物にならない戦闘能力を見せた。ウルフフォックス戦やオベロン戦でゴライアスに助けられたことに恩義を感じていたらしく、ゴライアスらのピンチにはヘリで救出に向かった。もう一つの世界では登場しておらず、恐らくサイバーザナトスに吸収され殺害されたものと思われる。ザ・パックとの最終決戦ではジャッカルとハイエナに浚われたブロードウェイを助けるために、自らパワードスーツを装着して救出に向かい因縁の相手であるサイバーハイエナを敗った。
;ウルフフォックス
:フォックスがザナトスからの結婚祝いとして贈られたオーディンの瞳を首飾りとしてつけたために変身した狼人間。変身するようになってから数日が経過していたため疲労により過労死するまで後24時間の程度の命となっていた。ゴライアスを凌ぐ巨体であり、戦闘能力も高く不意打ちとはいえ新型銃を装備したスカイガーゴイルを一撃で大破させている。しかし、ゴライアスを凌ぐ巨体なわりにはゴライアスよりもパワーは劣っている。最後は、ゴライアスと新型のスーツを装着したザナトスに瞳を外され元に戻った。
;ディンゴ/[[ナイト]]
:本名は不明。ザナトスによるとチェスでいうナイトに当たるという。オーストラリア出身で唯一最後までサイボーグ化しなかった。普段は特殊スーツを着用して戦う。連続強盗犯だったが後に更生しオーストラリアを守るヒーローとなった。
;アップグレードディンゴ
:自らをサイボーグ化することを躊躇ったディンゴがスカイガーゴイルと同様に特殊スーツを身に纏った姿。外装は頑丈で右腕のレーザーガンと掌からの超音波砲を武器として戦う。一度はサイバーウルフとのタッグでゴライアスを追い詰めるも敗北し、2度目の戦いではクレーン車の磁石を利用されてエリサに敗れる。オーストラリアに登場した際にはバージョンアップを受けたらしくパワーアップしていた。
;マトリックスディンゴ
:ディンゴがマトリックスと同化した姿。同化してオーストラリアを守っていくことを誓う。ただし、マトリックスの持っていた物体や物質に変化するなどの能力は同化してしまったため使えなくなってしまっている。
;マトリックス
:フォックスと母親のティタニアが共同開発した超金属生命体で究極のナノマシンでもある。普段は液体金属状の姿をしており最大の特徴は触れた物体や物質や生物を侵食し自分の好きなように勝手に作り変え進化させてしまう能力である。さらに体を物体や物質に自在に変化させられる他、地中を自在に移動し、神出鬼没に相手を攻撃する。放置していれば24時間で地球を完全に侵食してしまう。倒すには地球ごと消滅させるか、マトリックスが作り出した仮装空間内でマトリックスを説得し侵食を止めさせるしか方法がない。最後には地球すらも侵食し自らの一部としようとするが、自らが作り出した仮装空間内でゴライアスとディンゴと対決したものの、ゴライアスに自分のエネルギー吸収され、ハードワイヤードゴライアスに変身されたゴライアスとディンゴに一方的に追い詰められゴライアスの説得もあり地球侵食を諦めた。その後はディンゴと同化し正義を学ぶためにオーストラリアを守っていくこととなった。コミック第1巻の1ページ目の悪役紹介で紹介された最初の悪役である。
;[[タスマニアタイガー]]
:生き残ったタスマニアタイガーを使って強盗を行う強盗犯。コミックのみの登場。ディンゴのライバルで雌雄のタスマニアタイガーを武器として使う。グレッグ・ワイズマンが正式に許可をとり[[デアデビル]]と[[バットマン]]のデザインを流用しており、姿はアニメ版のバットマンそのものである。
;コヨーテ1.0/[[キング]]
(声 - [[飛田展男]]/英 - [[ジョナサン・フレイクス]])
:ザナトスのロボットが特殊スーツを身に纏った姿。ザナトス曰くチェスでいうキング。戦闘能力こそゴライアスに劣るものの腕に超音波砲などの強力な武器を装備している。最後はレキシントンにレーザーガンで胴体を貫かれ、ゴライアスの蹴りで頭部を吹き飛ばされ大破。頭部は後にコヨーテ2.0に利用された。モデルは破損後の頭部のみ[[ターミネーター]][[T-800]]
;コヨーテ2.0
(声 - 飛田展男/英 - ジョナサン・フレイクス)
:コヨーテ1.0の頭部を移植された巨大ロボットで巨体の上に素早い。1.0同様音波砲などの武器を装備している。最後はゴライアスに弱点の頭部を捥がれゴライアスとブロードウェイの体当たりを受けて電車に轢かれて破壊される。
;コヨーテ3.0
(声 - 飛田展男/英 - ジョナサン・フレイクス)
:アヌビス復活のためにエジプトに出現。急遽作られたためか他のコヨーテシリーズと比べられないぐらい戦闘能力は低く、スティールクランロボットにも劣り、ブロンクスやエリサにすらパワー負けしてしまうほど。背中に装備されたジェットにより4.0同様に飛行が可能。武器は装備されており、右腕のレーザーガンとワイヤーの他に高圧電流の流れるケーブルを武器として使用する。暴走したアヌビスジャッカルに一撃で破壊される。
;コヨーテ4.0
(声 - 飛田展男/英 - ジョナサン・フレイクス)
:かなりの巨体を誇り、戦闘能力も恐ろしく高くなったコヨーテの最新型。頭部に連射型のレーザー砲を装備し右腕に超音波砲と両腕に強力な破壊力を持つレーザーガンを装備している。さらにスカイガーゴイル同様に両足などにジェットを装備しており自在に飛行が可能。一度はゴライアスとアンジェラを圧倒するも、2度目の戦いでは空中戦でゴライアスと激闘を展開したがスピード負けしていた。最後は胴体に閉じ込めていた人質のコヨーテをアンジェラに奪還されたあげく、ゴライアスに鉄骨で串刺しにされ、なおも立ち上がるもコヨーテの陽動作戦により鉄骨の下敷きになって完全に大破。なお、大破した状態でも腕だけはしばらく動いていた。外装は魔法の釜を溶かした鉄で作られている。上記のように胴体にコヨーテを人質にとっており、ゴライアスは文字通り攻撃することができなかったため、アンジェラがいなければゴライアスに勝っていた可能性もある。
;コヨーテ5.0
:コミック版に登場。外見はコヨーテ4.0の強化型のような姿をしている。より2.0に近い容姿となっており、コヨーテの口の中に1.0の頭部があるのが特徴。超ザ・パックのリーダーとしてコヨーテ6.0と共にゴライアスらに最後の戦いを挑む。ゴライアスに空中戦を挑むが最後はエレクトロニックゴライアスのガーゴイルサンダーで破壊された。
;コヨーテ6.0
:コヨーテ5.0の強化型。戦闘能力はコヨーテ5.0を凌ぐうえに武器も最新鋭のものを装備している。5.0と共にゴライスらマンハッタン一族と対決した。アニメ未登場。ビーナスストームアンジェラと戦うも、最後はビーナスイリュージョンで撃破された。


==スーパーザ・パック(SuperThe Pack)==
==スーパーザ・パック(SuperThe Pack)==

2010年11月5日 (金) 15:33時点における版

デヴィッド・ザナトス(David Xanatos)は、アメリカアニメ『ガーゴイルズ』に登場する架空の人物。

(声 - 飛田展男/英 - ジョナサン・フレイクス

プロフィール

  • 生年月日:1955年生まれ 36歳
  • 身長:ジェナサン・フレイクスと同じ
  • 体重:ジョナサン・フレイクスと同じ
  • 出身地:ニューヨークマンハッタン
  • 特技:柔道などの格闘技。ロボット作り
  • 趣味:チェス。デスゲーム
  • 苦手なもの:ゴライアス達マンハッタン一族
  • 好物:高級料理

人物

1995年の現代編にてデモーナと組んでゴライアスらマンハッタン一族を復活させた人物でゴライアスのライバル。大会社を営んでいる大富豪である。

ゴライアスらを復活させた当初はゴライアスらに友好関係を示していたが、実はレナードの会社のフロッピーディスクなどを盗ませる悪事のために利用していたにすぎなかった。 その後、使えないとわかったゴライアスらをデモーナと組んで抹殺を図った。初期の頃は性格は冷酷でオーディンの瞳の影響でウルフフォックスと化した妻のフォックスを助けられた恩があるにもかかわらずその後すぐにゴライアスらを殺そうとするほどである。

表向きは自らが建てた会社で若社長を務めているが裏では工事関係などで悪事を働いている。世界の支配者を自称し、いずれは地球の支配者となる野望を持っているものの妻子を自分の命よりも大切にしているなど愛情深い性格でもある。自ら、気に入っているゲームであるチェスのキングを自称する。格闘技も得意で柔道などの格闘能力も高い。マンハッタン一族との戦いのときは自らスカイガーゴイルに変身するか、配下であるザ・パックに攻撃させる。

悪人ではあるもののゴライアスとは何度か握手を交わしており、初期の頃はゴライアスのライバルであった。マンハッタン一族とザ・パックを模したフィギュア型のチェスを所持しており、戦いをゲームとして楽しみゴライアス達とのデスゲームをチェスに見立てて楽しむ傾向がある。シーズン2で兼ねてより恋仲だったフォックスと結婚した。結婚式にはデモーナと敵であるゴライアスを招待している。

長い間、ゴライアスらとは敵対関係であったが、後にオベロン戦で息子のアレクサンダーをゴライアスらに助けられたことから和解し、ゴライアスの親友となった。コミックではオベロン戦後もゴライアスらと戦い、新たにスーパーザ・パックを組織している。ゴライアスは娘のアンジェラをザナトスは息子のアレクサンダーを持つもの同士として互いに信頼しあっている。ゴライアスらに受けた恩義に報いようと考えており、フォックスに促されたこともあり、その後はマンハッタン一族の危機を何度か助けている。序盤ではゴライアスのライバルとして大物ぶりを見せていたが、ゴライアスの妻デモーナに比べればゴライアスにとっては対した脅威ではなく小物化していき、さらにはデモーナに生身で敗北し、妊娠中の妻のフォックスに柔道で敗北し、フォックスとのチェスにも負け、フォックスが変身したウルフフォックスにスカイガーゴイルの姿で完敗するなど後半ではすっかり妻のかませ犬と化した。ガーゴイルズ ザ・ムービーでは間接的にエリサに敗北し、ゴライアスにザナトスタワーから転落死させられそうになるが、エリサに助けられた。

容姿は声を演じたジャナサン・フレイクスをモデルにしており、冗談ではあるが(実は本人なのでは?)という意見もある。もしも、ガーゴイルズが実写化された場合は本人がザナトス役で出演するであろうという話もある。実際にジョナサン自身も同じくデモーナのファンであり担当声優で女優のマリーナ・サーティス共々、「オファーがあれば是非」と答えている。

スカイガーゴイル(sky gargoyle)

ザナトスがゴライアスそっくりのガーゴイルスーツを装着して変身した姿。スーツの体色は赤く、外装は弾丸すら弾く強度を誇る。名前の通り背中に装備されたジェットによりガーゴイル達を凌ぐ飛行能力を備える。赤い両目のガーゴイルアイにはサーモグラフィー装置が装備されており見えない相手でも体温を感知して発見することができるほか、暗視、ズーム、望遠、分析機能も備えている。初登場時はゴライアスと互角の攻防を繰り広げたものの、その後はウルフフォックスに一撃で大破させられたり、得意の空中戦でアンジェラに叩きのめされるなどそれほど戦闘能力は高くないようである。右腕に装備された赤い光線を放つレーザーガンを武器とするほかマシンガンのような銃も併用して使いこなす。アンジェラとの戦いではマシンガンまで使用して戦うもあっさり敗北している。このアンジェラとの戦いのダメージが大きすぎたため修復に時間がかかり、後のオベロン戦では登場しなかった。ただし、オベロン戦でもオベロンと戦うべく似たスーツが登場したがさほど活躍することはなく、コールドストーン戦を最後に登場することはなくなった。ザナトス自体はこの姿でのゴライアスと決着を望んでいたが最期に戦った相手はアニメではライバルであるゴライアスではなくアンジェラであった。 モデルは特捜ロボジャンパーソンのビルゴルディ。

ザナトスタワー

ザナトスの本拠地で城のような超巨大高層ビルで会社兼自宅。屋上にはゴライアスが封印されていたワイバーン城が設置されている。最大の特徴は建物内に機械が大量に配備されており、巨大な高層ビルの安定を保っている。屋上などに外敵を攻撃するための大型レーザーガンなどが装備されており、建物内から操作することで攻撃も可能でさらに、敵からタワーを守るために電磁フィールドを発生させタワー全体を覆うことで防御することも可能。しかしオベロンには突破されてしまった。デモーナはこのザナトスワーから転落し、一度は死亡したが不老不死のためその後復活している。

サイバーザナトス

もう一つの世界に登場。 身長が4m~5mもある巨体を誇る強敵であり、スカイガーゴイルがハドソンとの戦いによって全身を変幻自在に変化させられるようになった姿で自らが作り出した異空間を自在に操れるようになりその能力で世界の支配者となっていた。ゴライアスが帰国後には、サイラゴトルーパー軍団を率いてその圧倒的な戦闘能力で地球を支配していた。普段はザナトスの姿であるが、戦闘時には一瞬にしてスカイガーゴイルの鎧を装着しスカイガーゴイルに変身する。全身が変幻自在で全身の強度を硬度0から逆に硬度を合金並みの硬度に高めたりすることが可能な他、肉体を物体や物質に自在に変化させたり全身を駒のように変化させたり煙化させたり巨大化させたりできる上に自由自在にテレポートしたり分身技までも使える。その他どんな機械やコンピューターにも侵入し自在に操ることもできる。自らが作りだした異空間内でゴライアスらに戦いを挑みブルックリン達を石化させて倒すも、ドミニク(デモーナ)の声援によって石化から復活したハードワイヤードゴライアスに素手であっさり倒された。この戦いの以前にもコールドストーンの精神世界内に出現しており、このときはイアーゴと融合しゴライアスらと対決した。最後は、デズデモーナに敗れ自らが作りだした機械の触手に捕まり別の異空間以内に引きずり込まれ消滅した。

戦闘能力

普通の人間ながら柔道などを得意としており格闘能力は高いものの純粋な戦闘能力はエリサにも劣っている。ガーゴイル達と戦う際には自らが開発したスカイガーゴイルを装着し戦いに臨む。得意の柔道の試合では妊娠中のフォックスを圧倒していたものの敗れその後、実は実力はフォックスにも劣ることが判明した。

スーパーザ・パック(SuperThe Pack)

コミックのみに登場。フォックスが引退しディンゴが脱退したためザナトスが新しく組織した新しいザ・パック。強化改造されたサイバーウルフ達3人に加えコヨーテ5.0とコヨーテ6.0が新たに加わった。アニメではザナトスがオベロン戦でゴライアスらと和解してしまったため組織されることはなかった。

サイバーウルフⅡ
スーパーザ・パックの一員。強化改造され巨大な狼男のような姿となり前よりも怪力になっており戦闘能力は以前より各段に向上している。コヨーテ5.0らと共にマンハッタン一族に最後の戦いを挑む。
サイバージャッカルⅡ
サイバージャッカルも強化改造を受け、弱点の関節部分が強化されている。全身の武装も以前より増えており戦闘能力も高い。以前と同様に飛行能力を備えており飛行速度もアップしている。
サイバーハイエナⅡ
サイバーハイエナもジャッカルと同様に強化改造を受けパワーアップしている。以前と同様に全身にミサイルやチェーンソーなどの強力な武器を装備しており、サイバーウルフやサイバージャッカルを凌ぐ体術を武器にマンハッタン一族と戦う。

その他の関係者

アレクサンダー・フォックスザナトス
ザナトスとフォックスの息子。自らをキングと自称するザナトスによると自分の次のキングであるという。名前の由来はアレクサンダー大王から。神の一種であるティタニアの孫であるため赤ん坊ながら魔法を使いこなすがただし近くにオーエンがいないと魔法は使えない。もう一つの未来世界ではレジスタンスとなって特殊スーツを装着しサイバーザナトスに挑むもサイバーザナトスに吸収されて殺されている。成人になった後はオベロンの元に行かなければならない運命にあるのだが・・・
オーエン・バーネット

(声 - 斧アツシ/英 - ジェフ・ベネット

社長であるザナトスの秘書兼執事兼専属の車とヘリの運転手。正体は妖精のパックでザナトス夫妻の身の回りの世話などを行うほかアレクサンダーの教育係や執事なども務めている。妖精のため魔法なども使える。オベロンに命じられ、アレクサンダーの教育係を務めている。名台詞は「仕えることが私の使命」。正体は人間ではなく妖精であるため常にポーカーフェイスで表情がほとんどない。オーエンの姿は世界一表情のない男であるボーゲルの姿をまねて変身している。妖精である上にスカイガーゴイルの強化改造や修繕にロボットの開発やザナトスの悪事や仕事の手伝いなど多忙なため、ザナトスの会社を留守にすることも多かった。普段はザナトスの会社に住んでいるが魔法の鏡で呼び出された場合は呼び出した者の元に鏡の中から本来の姿である妖精の姿で現れ呼び出した者の願いを叶える。魔法は強力で魔法により単体で国一つを滅ぼすことも可能なため最強の執事でもある。
ティタニア
人間名:「アナスタシア・レナード」フォックスの母親でアレクサンダーの祖母。普段は人間に化けているが力を発揮する際には元の姿に戻る。神の一種で妖精達の女王。温厚な性格ながらその実力は未知数であり、オベロンの力をあっさり奪い取るなど本気を出せば実力はオベロンより上なのかもしれない。
オベロン
神の一種で妖精達の王にしてティタニアの元夫。将来はアレクサンダーの父親となる運命である。神の一種であるため戦闘能力は極めて高く、それに加え魔術も自在に使いこなす。妖精達の王であるがティタニアの言うことにはなんでも素直に従うなどティタニアの実力を恐れているのかもしれない。
アントン・バーソロミュー・セバリアス

(声 - 青山穣/英 - ティム・カリー

ザナトスの部下で元はレナードの部下だった天才科学者でマッドサイエンティスト。ザナトスの要求に答え、ミュータントガーゴイルやサイラゴらクローンガーゴイル軍団を造り出した。ゴライアスらとの戦いの後、ビッグダディを捕獲するためにネス湖に潜伏していたときにネス湖の怪物達によって潜水艦ごと湖の底に沈められ死亡したかと思われていたが生還していた。最後は、クローンガーゴイルのアントンが死亡した後に再び悪事を働いたらしく刑務所行きとなった。
ペトロス・ザナトス
ザナトスの父親で普段は漁師をしている。ザナトスの結婚式のときに初登場した。オベロン戦では孫のアレクサンダーを守るため自慢の銛でオベロンの胸に一撃を加えているがさほどダメージを与えられずに敗北した。
ザナトスの母
ザナトスの結婚式にも現れなかったためアニメ版でも死亡しているものと思われる。コミック版では死亡したという説明がされている。
アルキュオーン・レナード
フォックスの父親でアレクサンダーの祖父。高齢のため車椅子に乗っている。大企業の社長でもある。当初は、飛行艇の1号機をデモーナによって墜落させられたため一緒にいたゴライアスを憎んでいたが、ボーゲルの策略により墜落させられそうになった2号機を救われたことにより和解し親友となった。老いにより病気を患っており寿命が近いという。オベロン戦では自らが開発した飛行艇でオベロンと対決したが敗北している。
ゴーレム
元は自力で動く正義の巨人。しかし、寿命が近かったレナードがゴーレムの体に自らの魂を憑依させ新しい肉体とした。しかし、レナードが自分の力に酔ってしまったため暴走を始めた。最後は、ゴライアスの説得でレナードが元の肉体に戻ったためゴーレムも元に戻った。
プレストン・ボーゲル
ザナトスの秘書でオーエンの原型となった人物。オーエン同様に表情がほとんどない。ザナトスの報酬目当てにレナードを裏切ろうとしたこともあったがその後は再び秘書となった。
司祭
交通事故で息子を失ったためザナトスに協力し、アヌビス復活の儀式を行った。息子を蘇らせるべく自らアヌビスを取り込もうとするも、サイバージャッカルの妨害により失敗した。最後は、アヌビスジャッカルに追い詰められたゴライアスに「今、私の娘も消えようとしている」と説得され、封印の書を破壊しアヌビスを自らに取り込み崩壊するピラミッドの瓦礫の下敷きになりアヌビス共々消える。司祭の消息についてゴライアスは「この世に正義というものがあるのなら息子と出会っているはずだ。あの世でな。」と答えている。旅編での唯一の犠牲者。
ザナトス特攻部隊
ザナトスの命令により暗殺や盗みなどを行う特殊部隊。セバリアスの部下でもある。青い特殊スーツとゴーグルに身を包み、レーザーガンや手榴弾などを武器とする。アニメではシーズン2以降は登場していない。中には一人だけ金髪の女性も確認できる。