「カンザス計画」の版間の差分

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この時ペプシは、スーパーの売り上げでコカ・コーラを抜いた。
この時ペプシは、スーパーの売り上げでコカ・コーラを抜いた。


== COKE II ==
NEW COKE および COKE II は、カナダおよび主戦場の米国では大敗したが、いくつかの外国(ミクロネシア諸島の一部など)では成功を収め、多くの自販機で売られるなど、定番となった。


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2010年8月1日 (日) 02:22時点における版

ニュー・コーク

カンザス計画(カンザスけいかく)は、コカ・コーラが過去に一度だけ、その味を改革した試み。

事の発端は、1970年代のペプシ・コーラのブラインド・テスト・コマーシャル(目隠しした消費者にペプシ・コーラとコカ・コーラを飲み比べてもらい、美味しいと思う方を指し示す)。この企画は「ペプシチャレンジ」と呼ばれ、テキサス州を最初に全米を飲み比べて回った。大半の人がペプシを選び、実際にコカ・コーラ社内で実験したところコカ・コーラの社員でさえペプシを指し示すという有様に、ロベルト・ゴイズエタ会長を中心とする経営陣が味の改革を決断した。

1985年4月23日、新しい味になったコカ・コーラはCOKEの書体も一新し、「ニュー・コーク」という名で大々的なキャンペーンと共に登場した。

しかし、新旧の味を併売せずに全て新しいフレーバーに入れ替えたため、消費者から「昔の味を返せ」と抗議が殺到。たった3カ月で元の味のコカ・コーラを「コカ・コーラ・クラシック」として再発売する結果になった。「ニュー・コーク」の販売は少しの間続いた。

その後、生産中止になった「ニュー・コーク」は「COKE II」として、一部で販売をされたこともあった。

この時ペプシは、スーパーの売り上げでコカ・コーラを抜いた。


COKE II

NEW COKE および COKE II は、カナダおよび主戦場の米国では大敗したが、いくつかの外国(ミクロネシア諸島の一部など)では成功を収め、多くの自販機で売られるなど、定番となった。