「カッパーベルト州」の版間の差分
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'''カッパーベルト州'''(カッパーベルトしゅう、{{lang-en|Copperbelt Province}})は、[[ザンビア]]の州。ザンビア北部に位置し、北東を[[コンゴ民主共和国]]の[[カタンガ州]]と接する。[[面積]]31,328km²、[[人口]]1,581,221人。ザンビアでは[[ルサカ州]]に次いで2番目に面積の小さな州だが、人口はザンビアの9つの州の中で最も多い。その名の通り全域が[[カッパーベルト]]に位置し、州内いたるところで[[銅]]を産出する大鉱山地帯である。州都は[[ンドラ]]。北西から順に30kmから40kmほどの間隔を置いて[[チリラボンブウェ]]、[[チンゴラ]]、[[ムフリラ]]、[[キトウェ]]、ンドラ、[[ルアンシャ]]と、人口20万人から30万人ほどの都市が6つ並び、都市圏を形成している。 |
'''カッパーベルト州'''(カッパーベルトしゅう、{{lang-en|Copperbelt Province}})は、[[ザンビア]]の州。ザンビア北部に位置し、北東を[[コンゴ民主共和国]]の[[カタンガ州]]と接する。[[面積]]31,328km²、[[人口]]1,581,221人。ザンビアでは[[ルサカ州]]に次いで2番目に面積の小さな州だが、人口はザンビアの9つの州の中で最も多い。その名の通り全域が[[カッパーベルト]]に位置し、州内いたるところで[[銅]]を産出する大鉱山地帯である。州都は[[ンドラ]]。北西から順に30kmから40kmほどの間隔を置いて[[チリラボンブウェ]]、[[チンゴラ]]、[[ムフリラ]]、[[キトウェ]]、ンドラ、[[ルアンシャ]]と、人口20万人から30万人ほどの都市が6つ並び、[[都市圏]]を形成している。 |
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主産業は銅の[[採掘]]ならびに[[精錬]]。[[鉱山労働者]]が多く集まるためザンビアで最も[[都市化]]が進んだ地域であり、また地域特性上[[労働組合]]が非常に強く、[[1990年]]の[[民主化]]ではこの地の労働組合の指導者である[[フレデリック・チルバ]]を先頭に民主化運動が最も盛んだった。 |
主産業は銅の[[採掘]]ならびに[[精錬]]。[[鉱山労働者]]が多く集まるためザンビアで最も[[都市化]]が進んだ地域であり、また地域特性上[[労働組合]]が非常に強く、[[1990年]]の[[民主化]]ではこの地の労働組合の指導者である[[フレデリック・チルバ]]を先頭に民主化運動が最も盛んだった。 |
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[[気候]]は温暖で土地が肥沃であるため農業も有望であるが、鉱業に労働力が集まりすぎており、[[農地開発]]は進んでいない。 |
[[気候]]は温暖で土地が肥沃であるため農業も有望であるが、鉱業に労働力が集まりすぎており、[[農地開発]]は進んでいない。 |
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==関連項目== |
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* [[ザンビアの行政区画]] |
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* [[カッパーベルト大学]] |
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[[Category:ザンビアの地理]] |
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2010年7月3日 (土) 20:43時点における版
カッパーベルト州(カッパーベルトしゅう、英語: Copperbelt Province)は、ザンビアの州。ザンビア北部に位置し、北東をコンゴ民主共和国のカタンガ州と接する。面積31,328km²、人口1,581,221人。ザンビアではルサカ州に次いで2番目に面積の小さな州だが、人口はザンビアの9つの州の中で最も多い。その名の通り全域がカッパーベルトに位置し、州内いたるところで銅を産出する大鉱山地帯である。州都はンドラ。北西から順に30kmから40kmほどの間隔を置いてチリラボンブウェ、チンゴラ、ムフリラ、キトウェ、ンドラ、ルアンシャと、人口20万人から30万人ほどの都市が6つ並び、都市圏を形成している。
主産業は銅の採掘ならびに精錬。鉱山労働者が多く集まるためザンビアで最も都市化が進んだ地域であり、また地域特性上労働組合が非常に強く、1990年の民主化ではこの地の労働組合の指導者であるフレデリック・チルバを先頭に民主化運動が最も盛んだった。
気候は温暖で土地が肥沃であるため農業も有望であるが、鉱業に労働力が集まりすぎており、農地開発は進んでいない。