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アメリカを代表する女性画家であるオキーフは、70年にも及ぶ長い画歴のなかで、ほとんど風景、花、そして動物の骨だけをテーマとして描きつづけた。なかでも、彼女を一躍有名にした画面いっぱいに拡大して花の絵を描いた作品群や、牛の頭蓋骨を[[イコン]]のように威厳を込めて描いた作品群がよく知られる。またアメリカで(世界的にみても)[[抽象画]]を描きはじめた最初期の画家の一人でもあり、基本的には具象的モチーフにこだわりつつも、時おり抽象画も手がけ、生涯にわたって抽象への関心を抱き続けた。 |
アメリカを代表する女性画家であるオキーフは、70年にも及ぶ長い画歴のなかで、ほとんど風景、花、そして動物の骨だけをテーマとして描きつづけた。なかでも、彼女を一躍有名にした画面いっぱいに拡大して花の絵を描いた作品群や、牛の頭蓋骨を[[イコン]]のように威厳を込めて描いた作品群がよく知られる。またアメリカで(世界的にみても)[[抽象画]]を描きはじめた最初期の画家の一人でもあり、基本的には具象的モチーフにこだわりつつも、時おり抽象画も手がけ、生涯にわたって抽象への関心を抱き続けた。 |
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オキーフは[[ウィスコンシン州]]の農家に生まれ、[[マディソン]]で高校時代をすごした後に[[シカゴ美術館附属美術大学]]で絵画を学ぶ。更に[[ニューヨーク]]の[[アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨーク]]に入学、[[ウィリアム・メリット・チェイス]]に師事した。ニューヨーク滞在中に将来の夫となるアルフレッド・スティーグリッツに出会っている。 |
オキーフは[[ウィスコンシン州]]の農家に生まれ、[[マディソン (ウィスコンシン州)|マディソン]]で高校時代をすごした後に[[シカゴ美術館附属美術大学]]で絵画を学ぶ。更に[[ニューヨーク]]の[[アート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨーク]]に入学、[[ウィリアム・メリット・チェイス]]に師事した。ニューヨーク滞在中に将来の夫となるアルフレッド・スティーグリッツに出会っている。 |
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1908年にシカゴに戻りイラストレーターとして働いたが、1910年に病気が元で家族がいたヴァージニアに移る。一時、絵画から離れていたが、[[ヴァージニア大学]]の夏期講座に出席し、[[アーサー・ウェスリ・ダウ]]に出会ったことがきっかけで再び描き始めるようになる。 |
1908年にシカゴに戻りイラストレーターとして働いたが、1910年に病気が元で家族がいたヴァージニアに移る。一時、絵画から離れていたが、[[ヴァージニア大学]]の夏期講座に出席し、[[アーサー・ウェスリ・ダウ]]に出会ったことがきっかけで再び描き始めるようになる。 |
2010年6月8日 (火) 11:11時点における版
ジョージア・オキーフ(Georgia O'Keeffe, 1887年11月15日 - 1986年3月6日)は、20世紀のアメリカの画家。夫は写真家のアルフレッド・スティーグリッツ。
アメリカを代表する女性画家であるオキーフは、70年にも及ぶ長い画歴のなかで、ほとんど風景、花、そして動物の骨だけをテーマとして描きつづけた。なかでも、彼女を一躍有名にした画面いっぱいに拡大して花の絵を描いた作品群や、牛の頭蓋骨をイコンのように威厳を込めて描いた作品群がよく知られる。またアメリカで(世界的にみても)抽象画を描きはじめた最初期の画家の一人でもあり、基本的には具象的モチーフにこだわりつつも、時おり抽象画も手がけ、生涯にわたって抽象への関心を抱き続けた。
オキーフはウィスコンシン州の農家に生まれ、マディソンで高校時代をすごした後にシカゴ美術館附属美術大学で絵画を学ぶ。更にニューヨークのアート・スチューデンツ・リーグ・オブ・ニューヨークに入学、ウィリアム・メリット・チェイスに師事した。ニューヨーク滞在中に将来の夫となるアルフレッド・スティーグリッツに出会っている。
1908年にシカゴに戻りイラストレーターとして働いたが、1910年に病気が元で家族がいたヴァージニアに移る。一時、絵画から離れていたが、ヴァージニア大学の夏期講座に出席し、アーサー・ウェスリ・ダウに出会ったことがきっかけで再び描き始めるようになる。
代表作
- 黒いアイリスⅢ(1926)(メトロポリタン美術館)
- 街の夜(1926)(ミネアポリス美術研究所)
- 抽象 第6番(1928)(愛知県美術館)
- 赤・白・青(1931)(メトロポリタン美術館)
- 雄羊の頭、白いタチアオイ、丘(1935)(ブルックリン美術館)
- 骨盤とペダーナル山(1943)(マンソン・ウィリアムズ・プロクター美術研究所)